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ゴルフスイング編

連続素振りと水平素振り、スローモーション素振り

素振りの方法と効果では素振りの方法や注意点についてご紹介させていただきました。

今回は違うタイプの素振りとその効果ややり方などをご紹介してゆきたいと思います。

連続素振り

バックスイングといっても十人十色・・です。

どれが正しいというわけではなくて、その方にとってそれが良いかどうかが大切だと思います。

ただ、中には無駄な動きが多いバックスイングもあります。そういう無駄を省いてゆくことで、体重移動がスムーズになったり、体をもっと上手に使えるようになってゆきます。

今まで無意識の間に身につけてしまった無駄な動きもあると思うんです。ボールを何とかコントロールしたくて、そうなってしまった動きもあると思います。

今回はそんな無駄をやめて、本来の自然な動きを取り戻すための方法について考えてみたいと思います。

無駄な動きを省くのに最適なのは、何と言っても連続素振りです。

連続して素振りをすることで、余計な動きは出来なくなります。さて、連続素振りの方法ですが、下記のような点に注意されるといいと思います。

1)10回から20回ほど連続で素振りをする
2)スイングはハーフスイングでまず行ってみる
3)同じテンポでスイングする
4)練習場などでやる場合はティーを狙ってスイングする
5)必ずボールがそこにあるとイメージして素振りをする

連続して振れるということは、それがご自分にとって自然な動きであることが多いはずです。

そして、それがなんとなく身についたなと思ったらボールを打ってみます。そのボールが曲がることもあると思います。

そんな時はスイングを変えようとはせず、まずグリップやアドレスをチェックすると良いと思います。

水平素振り

これは水平に素振りをするという練習方法です。本当に水平に素振りしてもいいですし、例えば、ヘッドを地面から30センチ程度持ち上げてから素振りをしてもいいですし、腰の高さで振ってもいいです。

特にスライスを打っている方であったり、スイングの軌道がアップライト(縦振り)の方には効果がある方法だと思います。

プッシュアウトや振り遅れなどの矯正にもなります。

ゴルフ場なのでは、ベンチに座って、水平素振りをする練習もできますし、効果的です。

この素振りをする際もやはりそこにボールがあると思って素振りをすることが重要なポイントだと思います。

スローモーション素振り

プロもやっている20秒スイングという練習方法があります。

これは上田桃子選手らを指導した江連忠氏もすすめている練習ですが、やってみるとこれが非常に疲れます・・。

具体的なやり方ですが、呼吸を止めて20秒間かけてスイングをします。

1つ1つの動作を意識して行うことがポイントです。

1回10セットでやってみるといいと思います。10セットもやると疲れると思います。これが体力アップや飛距離アップにも効果的なんです。

これだけゆっくりスイングするとクラブの位置やスイングの軌道、それからフェースの向きを感じながらスイングできるようになると思います。

バックスイングの時には右ひざにかかる圧力と右足に体重が移ることを意識するといいかも知れません。

バックスイングで右ひざが伸びてしまうと、体重を右足で受け止めることができなくなりますから、その辺も意識されるといいと思います。

ただし、右ひざが伸びてしまう理由の1つはバックスイング、もしくはダウンスイングでフェースが開いてしまうことだったりします。

そのミスをカバーするために他の部分に影響が出てしまい、体重移動が邪魔されていることもあると思いますので。

その場合は右ひざばかり意識しても、余計問題は悪化しますし、飛距離も落ちてしまいます。

この場合はまずグリップを見直してみることだと思います。

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