ミシェル・ウィーのランニングアプローチショットの打ち方
先回はミシェル・ウィーの右手を使ったアプローチ練習方法をご紹介しましたが、今回はランニングアプローチについてお話したいと思います。
ミシェル・ウィーのランニングショットは非常にシンプルなもので、お手本にしやすいと思います。
ミシェル・ウィーに学ぶランニングアプローチ
アプローチにはいくつか種類があります。
ボールを高く上げて打つピッチショット。ボールを上げてから、転がすピッチエンドラン。そして今回のランニングショット(アプローチ)です。
ランニングアプローチは最初からボールを積極的に転がしてゆくタイプのアプローチショットです。
ミチェル・ウィーの場合、このアプローチには7番か8番アイアンを使うと話しています。そして、彼女が一番気にしているのは、「手を使わないこと」だと言います:
To keep my hands out of the shot, I use my putting grip and play the ball off my back foot.
このショットで手を使わないために私はパッティングのグリップでクラブを握り、ボールは右足の前に置いています。
Reference: My 3 New Greenside Shots、Golf for Women Magazine
この方法は恐らく、デビット・レッドベターが教えたものかと思われますが、パッティンググリップは一般的に手首の動きをある程度制限するものであるため、ミシェル・ウィーが言う「手を使わない」ためには効果的だと思うんです。
ボールポジションを右足の前(右利きの場合)にすることで、ボールを低く出すことができる(ロフトを殺しているため)ことと、ややダウンブローでボールをとらえることが出来るようになります。
このショットを打つ際には左足に殆どの体重を予めかけておくこと、体重移動をしないこと、そして、ハンドファーストにしておくことが大切です。
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