雨の中でのゴルフ対策
雨の中でのゴルフ。
できれば避けたいところですが、仕方のない時もあります。
そんな雨の中でのゴルフ対策として今回はいくつかご紹介したいと思います。
※こちらは古い記事になりまして、雨の日の対策や服装について、新たに書き直しました。
3つのポイント
雨の中でのゴルフで気をつけたいポイントはいくつかあります。
コンディションが良くなくとも、それがショットやプレーにどのような影響を与えるのかを理解すれば、それなりのスコアは出せると思うんです。
1.グリップ
雨が降ると心配なのが、グリップが濡れてしまうことでクラブをきちんと握れなくなり、結果的にヘッドスピードが大幅に落ちてしまうことです。
それを防ぐにはプレー直前までグリップは濡らさないようにすることだと思います。
グローブも同じです。
2.ゴルフスイング&ショットの変化
地面が濡れていればスリップしやすくなりますから、どうしてもフルスイングが出来ない状態もあります。
そのため、雨の中でのゴルフでは、1つ大きめの番手を持ちます。
グリーンもやわらかくなりますから、ピンの真上からボールを落とすイメージでも良いと思います。
ただし、グリーンのスロープ(傾斜)によってはそれが当てはまらない場合もあります。
雨が降ると、アイアンに刻まれた溝が水で埋まります。
そのため、いつもよりもバックスピンがかかり難くなります。スピンがかからなければ、もっと飛ぶはずですが(フライヤー※1のように) この場合は雨の重さでさほど飛びません。
いくらグリーンが柔らかくなっているとはいえ、スピンがいつものようにかかりませんから、奥に向かって傾斜しているようなグリーンでは気をつける必要があるかも知れません。
※1 フライヤー・・・インパクトでクラブフェースとボールの間に芝が入ることでスピンが殆どかからず、思ったよりもボールが飛ぶ現象
3.パッティング
全英オープンを2度制したグレッグ・ノーマンは雨の日のパッティングについて、自身の著書の中でこんな風に語っていたことがありました。
ディンプル(ゴルフボールについているたくさんの小さなくぼみ)に水がたまってしまうと、クリーンなコンタクトが難しくなり、インパクトやインパクト直後でボールが滑りやすくなる
これを解決するために、グレッグ・ノーマンはアドレスの準備ができる直前までボールを濡らさないようにしておくことをすすめています。
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