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メンタル編

シャンク病が治らないからゴルフをやめる?【これがわかればその必要はないです】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

「シャンクが嫌で、ゴルフをやめたくなりました」

以前、そんな風に話してくださった方がいました。

「シャンクが出れば一人前」

そんなゴルフの格言もあったりしますが、そうは言っても、シャンクはゴルフのミスショットの中でも最も嫌なショットだと思います。

一度シャンクが出ると、繰り返し出てしまうことも多いですし、何より、いつシャンクが出るかわからないという不安の中でショットを打たなくてはならず、好きでやっているはずのゴルフがいつの間にか楽しめなくなってしまう・・そんなこともあって。

ただ、僕がその方にお伝えしたのは、「シャンクはその原因も、そして、治し方もはっきりとわかっています」ということでした。

「シャンク病」なんて言葉もありますが、シャンクは原因不明の病気のようなものではなく、原因も、その仕組みも、そして治し方もはっきりとわかっています。

実はこの冒頭の方のように、シャンク病になってゴルフをやめたいと思う方や実際にゴルフをやめてしまった方もいらっしゃるんですね。

ですが、先ほどお伝えしたように、シャンクには原因があり、その治し方もあります。

ですので、もし、シャンク病に悩まされていて、ゴルフをやめようかと思っている方がいらっしゃるのであれば、その前に、ゴルフをやめてしまう前に、これから書かせていただくことを読んでいただけたらと思います。

目次

シャンク病は治らない病気ではない

先ほど、「シャンク病」という言葉を出しましたが、シャンクは、一度出てしまうと、何度も繰り返し出てしまう傾向があり、それはとてもやっかいな症状だったりします。

ところで、このシャンク病に近いものに、「イップス」、もしくは「イップス病」があります。

このイップスも一度悩まされると、長い間悩まされてしまう人も多いです。

実は僕自身、パターとドライバーのイップスに苦しんだ経験があります。今は克服していて、その克服方法についてはゴルフとイップス。症状、原因と治し方。克服するために必要なこととは?にてご紹介しています。

また、長年ゴルフを続けてきた中で、シャンクも勿論ですが、経験しています。

少し話がそれましたが、シャンク病もある意味、このイップス病と同じようなものと思われたりします。

ただ、イップス病とシャンク病には大きな違いがあります。

それは何かと言うと、イップスは精神的なことが原因になっているのに対して、シャンク病の場合は、ある特定の構え方が原因になっていて、その構え方によって誘発されるスイングがシャンクを引き起こしている、ということです。

つまり、シャンク病の根本的な原因は構え方にあるわけですが、イップスの場合、例えば、パターのイップスの場合も構え方を変えることでイップスを改善させることもできるんですね。

ただ、イップスを完全に治すには構え方を変えるだけではだめで、イップスの原因となっている不安や恐れに対処してゆく必要があります。

一方、シャンクの場合は、シンプルに構え方を変えるだけで、ほぼ完全に治すことができます。

シャンク病は、その点でイップス病と大きく違います。

ただ、例えば、大事な場面でシャンクが出たり、緊張した時にシャンクが出ることもあると思うんですね。

これは精神的なことが原因ではないのか?

ということですが、緊張すると、特に緊張し過ぎてしまうと、自分の癖が出やすいんですね。

例えば、緊張した場面で、右を向く癖があるとか、ボールをいつもよりも左に置いてしまう癖があるとか。

後ほど、どんなことがシャンクの原因になるかをお伝えしますが、例えば、そういったこと、緊張したことで自分の癖が出てしまったことがシャンクの原因になる場合もあります。

これは緊張が原因と言えば原因ですが、ただ、根本的には構え方の問題なんですね。

つまり、この場合も緊張をどうにかする必要はなくて、構え方に注意すればいい、ということなんです。

精神的なことを改善してゆくのは大変ですが、構え方であれば、変えるのはそこまで難しくはありません

プロのようにスイングしろと言われたら、難しいかも知れまん。

でも、プロのように構える・・ということあれば、アマチュアゴルファーでもできると思うんですね。

イップスはその原因がわかっても、治すには時間がかかります。

ただ、シャンクの場合は、原因がわかれば、治すのにはそれほど時間はかかりません。

シャンク病は治らない病気ではないということです

シャンクの「仕組み」とは?

ここで少しシャンクの仕組みについて見ていきましょう。

シャンクの仕組みですが、シャンクは打った瞬間にボールが鋭く右に飛び出してしまうショットです。

ボールが鋭く右に飛んでしまうので、ボールはクラブヘッドのトゥに当たっているのではと思ってしまいますが、そのケースは稀で、殆どの場合は、ボールはクラブのネック(ホーゼル)に当たっているんですね。

実はこのシャンクの瞬間を高速カメラで捉えた映像をクラブアナリストのマーク金井さんという方が自身のブログで公開してくださったことがあるのですが、その映像を観ると、確かにボールはクラブのネック部分に当たって、右に飛び出しています。

ボールが鋭く右に飛び出してしまうのは、フェースではなく、ネック(クラブの付け根の部分)に当たっているから・・なんですね。

これがシャンクが起こる仕組みになります。

シャンクの原因となる5つのこと

では、何故、クラブのネックに当たってしまうのでしょうか?

多くの場合、構える時はボールをフェースの中央に合わせるはずです。

それなのに、インパクトではフェースではなく、ネックに当たってしまっているわけです。

これはつまり、インパクト時に、アドレスの位置よりもクラブヘッドが前(ボール方向)に出てしまっている、ということです。

じゃあ、何故、構えた位置よりもヘッドが前に出てしまうのか?

ということですが、次の5つがその原因になります。

シャンクが出てしまっている人の場合、この中のどれかに原因がある場合もありますし、複数に当てはまっているケース、もしくは全部当てはまっているケースもあります。

以下の場合は、インパクト時にアドレスで構えた位置よりもヘッドが前、ボール方向に出やすくなり、結果的にシャンクが出やすくなります。

①グリップの握り方

ウィークグリップで握っている場合。
人によっては、スクエアグリップで握っている場合も。

この場合は、スクエアグリップフックグリップにすることで改善します。

②両手の位置

両手が体の真ん中、具体的にはズボンのジッパーの前にある場合。

この場合は、両手を左足太もも内側の前で構えることで改善します。

③ボールの位置

ボールを左に置き過ぎている場合。

この場合は、シャンクが出ない位置までボールを右に置くようにします。

④アドレスの向き(アライメント)

右を向いて構えている場合。

この場合は、ボールと目標を結んだ目標ラインに対して体が平行になるように構えることで改善します。

⑤ハンドアップ

ハンドアップで構えている場合。

ハンドダウン、ハンドアップとは?メリット・デメリット、インパクトへの影響も

この場合は、ハンドアップを修正する、もしくはハンドダウン気味に構えることで改善します。

 * * *

シャンクの原因となる5つのことについて簡単に見てきましたが、全て構え方の一部であることに気付かれたと思います。

こういった構え方をしていると、インパクト時にアドレスで構えた位置よりもヘッドが前、ボール方向に出やすくなり、結果的にシャンクが出やすくなります。

でも、何故こういった構え方をすると、ヘッドがボール方向に出てしまうのか?というと、この構え方をすると、アウトサイド・インのスイングになりやすいからなんですね

冒頭で、シャンクはある特定の構え方が原因になっていて、その構え方によって誘発されるスイングがシャンクを引き起こしているとお伝えしました。

この特定の構え方によって誘発されるスイング・・というのが、アウトサイド・インのスイングなんですね

アウトサイド・インのスイングをしている場合ですが、バックスイングではクラブヘッドをインサイドに引きすぎてしまい、その結果、トップ付近から切り返しにかけて、クラブが8の字を描くような形になります。

すると、切り返しの前後で両手が体から必要以上に離れる形になります。

すると、インパクトでも両手が体から離れすぎたまま、ボールに当たってしまい、つまり、クラブヘッドがボール方向に出てしまい、クラブのネックに当たってしまう・・という形です。

ですので、それを防ぐには、このアウトサイド・インのスイングを直すことが必要で、そのためにはアウトサイド・インのスイングの原因になっている構え方を直す・・ということが必要になってきます。

この直し方については先ほど簡単にご紹介しましたが、以下の記事にてより詳しく、より具体的にご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

基本的には上の記事、【シャンクが治らない原因】何をやっても治らないシャンクを治す方法をご覧いただければ、治し方がほぼわかると思います。

下の記事ですが、練習している間に、自分でも知らぬ間にシャンクが出やすい形で構えてしまっていて、それがシャンクの原因になることがある・・ということについてご紹介しています。

もし、練習を沢山しているのにシャンクが出てしまうという方は下の記事、ゴルフの練習のしすぎでシャンクが出る2つの原因とその場合のシャンクの直し方【シャンクが出る理由】が何か参考になるかも知れません。

ということで、今回はシャンク病について色々と見てきました。

もし何か少しでも参考にしていただける点があったのであれば、嬉しいです。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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