アーニー・エルスが教える飛距離アップの方法とは
※この記事は少し昔に書いたもので、アーニー・エルスのことをご存じない方もいらっしゃるかも知れませんが、彼はメジャー大会では全米オープン、全英オープンなどで優勝したゴルファーでスムーズなスイングから強烈なショットを放つプロして知られていました。
米ゴルフダイジェスト社が発表した記事の中に、アーニー・エルスが書いたこんなゴルフレッスン記事があります:
Keep your head back - Ernie Els
Move your head back--away from the target--at address. This allows you to get behind the ball easier, create more space and catch the ball on the upswing. Also, grip the club a little stronger and turn all the way through to the target.
頭の位置を右よりにセットする - アーニー・エルス
アドレスでいつもよりターゲットから遠ざけて(右足寄りに)頭がくるようにセットアップしてください。 こうすることにより、バックスイングで右側に体重を乗せやすくなり、ダウンスイングでボールにパワーを伝えるのに十分なスペースをつくり出すことができます。
また、ドライバーではインパクトで最下点を過ぎてヘッドが上昇している時にボールをとらえることができます。そして、グリップはややフック気味に握り、最後までフィニッシュをしっかりとるとよいでしょう。
Reference: GolfDigest.com "POWER TIPS"
アーニー・エルスが書いたこのレッスン記事はドライバーで打つ際の飛距離アップ方法でした。
彼は、インパクトで最下点を過ぎて、アッパーにとらえるために最初から頭が右足よりにセットするようにとアドバイスしています。
さて、右足よりに頭をセットするということは最初からやや体重を多めに右足にかけておく・・・ということになると思います。
最初から右足に体重を多くかけておくことで右足に体重をかけやすくなります。
また、そうすることで右肩がいつもより下がり、ややアッパーブローでドライバーを打ちやすくなります。
「グリップをフック気味に」・・・というのは意外だったかも知れません。プロでもこのようにショットによってグリップをフック気味に握る人もいるのですね。
彼はグリップをフック気味で握ることで、振り遅れをなくすとということと、ボールにややドロー回転をかけて飛距離を稼ごうとということだと思います。
飛ばそうと思って意識をすると、どうしても振り遅れてしまったりすることがありますが、それを事前に防ぐためにもここぞという時には少々フックグリップにするのも試してみる価値はあると思います。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。