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ゴルフクラブの選び方

アプローチウェッジのロフト角(角度)は何度を選んだらいいか?何本入れるかについても

今回は、アプローチウェッジのロフト角(ロフトの角度)は何度を選んだらいいか?ということについて解説してゆきたいと思います。

また、アプローチウェッジのロフト角を選ぶ際は、アプローチウェッジを何本入れるか?ということも関係してきますので、今回はそういったことについても解説したいと思います。

尚、アプローチウェッジについては下記の記事も書いています。

目次

アプローチウェッジのロフト角(角度)の選び方

アプローチウェッジのロフト角の選び方ですが、アプローチウェッジを何本入れるか?によっても変わってきます。

そこで今回は、

1)1本入れる(初心者~中級者向け)
2)2本入れる(中級者~上級者向け)

の2つのパターンをご紹介したいと思います。

また、中にはアプローチウェッジを3本入れる人もいますが、アマチュアゴルファーの場合、アプローチウェッジを3本入れるケースは稀だと思いますので、今回は省略したいと思います。

1)アプローチウェッジを1本入れる(初心者~中級者向け)

最初にアプローチウェッジを1本入れるパターンからです。

アプローチウェッジは、グリーン周りのアプローチショットで使う他に、もう1つ重要な役割があります。

それが、ピッチングウェッジとサンドウェッジの飛距離の差を埋める・・ということになります。

ですので、ピッチングウェッジのロフト角に近いものを選んだり、サンドウェッジのロフト角に近いものを選ぶより、できれば、この2つのクラブ、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間のロフト角を選ぶようにすると、飛距離を打ち分けやすくなります

例えば、お持ちのピッチングウェッジのロフト角が44度、サンドウェッジのロフト角が56度の場合、中間の50度のアプローチウェッジを選ぶというのも良い方法だと思います。

こうすると、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間の飛距離を打つことができます。

また、この場合ですが、44度、50度、56度で6度刻みになり、距離の打ち分けも簡単になります。

もし、これからサンドウェッジを買う人の場合や、サンドウェッジを買い換える際などは、こんな形で、ロフト角の間隔が均等になるようにすると、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジの飛距離の差も均等になりやすく、距離の打ち分けも簡単になると思います。

2)アプローチウェッジを2本入れる(中級者~上級者向け)

次にアプローチウェッジを2本入れるパターンです。

先ほどは6度刻みでしたが、もっと細かく距離を打ち分けたい場合は、アプローチウェッジを2本入れるのも良い方法だと思います。

例えば、先ほどと同じく、お持ちのピッチングウェッジのロフト角が44度で、サンドウェッジが56度だったとします。

この場合だと、48度、52度の2本を購入すると、

44度、48度、52度、56度と、4度刻みになり、より細かく距離を打ち分けられます。

先ほどと一緒で、ロフト角の間隔をできるだけ均等にすると、番手間の飛距離の差も均等になりやすいと思いますし、距離の打ち分けも簡単になると思います。

また、もしこれからウェッジ~サンドウェッジまでを買う場合、もしくは、買い換える場合ですが、アイアンの番手間のロフト角の差に合わせる・・という方法もあります。

例えば、アイアンの番手間のロフト角が4度刻みになっている場合は、ウェッジ~サンドウェッジもそれに合わせて4度刻みになるようにロフト角を選ぶ、という形です。

ただし、アイアンの番手間のロフト角の差が均等ではないモデルもありますので、その場合はピッチングウェッジ~サンドウェッジまでのロフト角の差を均等にする・・でもいいかも知れません。

アプローチウェッジは1本と2本、どっちがおすすめか?

最後に、アプローチウェッジは1本入れるのがいいか、2本入れるのがいいか?ということですが、基本的な考え方としては、

アプローチウェッジ1本がおすすめ

アプローチウェッジ2本がおすすめ

これからゴルフをはじめる人や初心者の人はアプローチウェッジは1本で十分だと思います。

ただ、中上級者の人や100ヤード未満のショットを重視したい人の場合は、アプローチウェッジは2本あってもいいかも知れません。

特に現代のアイアンは、昔のアイアンに比べて、ロフトが立っているので(ロフト角が少ないので)ピッチングウェッジのロフトも立っています。

ですが、サンドウェッジのロフト角は以前とあまり変わっていなかったりするので、サンドウェッジとピッチングウェッジのロフト角の差が大きくなっています。

そういう意味でも、アプローチウェッジを2本入れてみるというのは、距離を細かく打ち分けるためにはよい方法だと思います。

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