ホーム > ゴルフの基礎編 >
ゴルフ基礎編

ヘッドスピードを上げるために最適なグリップを握る強さ

ヘッドスピードを上げるために最適な状態って一体どんな感じでしょうか・・・?

以前、硬くなった筋肉は動きが遅くなる・・・と書かせていただいたことがありました。ただ、どの位リラックスした状態が一番動きが速くなるのか・・・というのが難かったりします・・。

グリップを握る強さについてはグリップを握る強さ、力について。強く、軽く、又は、しっかり握る?でもご紹介しておりますので、よろしければ、そちらも参考にしていただければ幸いです。

今回はヘッドスピードを最速にするために自分にとって最適なグリップを握る強さの見つけ方についてご紹介したいと思います。

自分にとって最適のグリップを握る強さを見つける

ヘッドスピードを最速にするために必要なのは、リラックスした状態の筋肉だと思うんです。これは何もヘッドスピードを上げるためだけではなくて、インパクトの質にも関係してくると思います。

力を入れると、つまり力んでしまうと、ヘッドの軌道も不安定になります。

それを証明する練習・・・と言いましょうか、どの程度の力でグリップすれば、ヘッドの軌道も安定してヘッドスピードも上がるか・・・ということがわかる練習方法がありますのでご紹介します。

練習場にあるゴム製のティー。そこにボールを置かずに、ティーだけを打ってみます。テンポよく、連続して10回、20回とスイングします。

その際、必ずティーに当てるようにします。
ボールを打っている感覚でティーを狙ってスイングしてみます。

それで、20回連続してティーに当ててみます。

この時、腕や手首、手(グリップ)がリラックスした状態の方が、ヘッドの軌道も安定し、シャフトが空気を引き裂く音も大きくなると思います

腕や手に力を入れると、スピードは遅くなり、ティーに確実に当てるのが難しくなります。

グリップを握る強さを変えながら、この練習をしてみると、どの程度強くグリップを握るとヘッドの軌道が安定し、ヘッドスピードも上がりやすいのかがお分かりになると思うんです。

練習場でも勿論ですが、ゴルフ場でも緊張していると感じた場面や調子が悪い、ボールが芯に当たらないと感じた時など、この練習をイメージしてみるのも効果があるかも・・知れません。

実際に何か芝でも何でも・・・をゴム製のティーの代わりの目印にして連続してスイングしてみます。

力を抜くというとヘッドスピードまで落ちてしまうような気になります・・。

でも、ヘッドスピードを上げるためにリラックスする・・・と考えると、少し力を抜いて打てるのかも・・知れません。

ヘッドの重さを感じられる強さであること

グリップを強く握り過ぎているかどうかを知るもう1つの方法が、アドレスした際にクラブヘッドを少しだけ地面から浮かせてみて・・・それでクラブヘッドの重みを感じられるかどうかテストしてみる・・・ということだと思います。

クラブを地面から少し浮かせた際に、ヘッドの重さを感じられるように・・・グリップすることを習慣、もしくはルーティンにしてしまうのもよいかも知れません。

グリップを強く握り過ぎてしまうと・・・ヘッドの重みというのがよく感じられません。

ヘッドの重みがあまり感じられない状態ではクラブヘッドをうまくコントロールできないと思うんです・・。

逆にヘッドの重みを感じられるようにしてグリップすることで、ヘッドに意識が行きます。それがヘッドスピードにもつながってくると思います。

アドレスの際もそうですが、スイング中もヘッドの重みを感じることを意識することも大切なことかも知れません。

そうすることで効率的にヘッドスピードを上げられるように思います。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。