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スライスの直し方編

左腕のストレッチエクササイズはスライスにも効く?

PGAツアーでも7勝を挙げるなど活躍してきた選手にピーター・ジェイコブソンというプロがいました。

アメリカではとても人気があった選手なのですが、その彼がジュニアの頃からずっと使い続けてきたあるエクササイズがあります。

このエクササイズは主に、プッシュアウト・スライスやフックなどをよく打つ人に効果があると紹介されることもありますが、僕は一般的なスライサーの方にも有効であると思っています。

やり方は簡単です:

1.ゴルフクラブは必要ありません。クラブなしで、いつものようにアドレスをとります
2.次に左手首を右手でつかみます。ちょうど左手首の内側の部分に右手の平を当てるようにしてつかんでください
3.その状態でトップまでスイングしてみます(クラブなしで)

左腕は無理に真っ直ぐ伸ばす必要はありません。
気持ちよく伸ばせる範囲で伸ばしてみるといいと思います。

バックスイングのトップまで持ってくる時は、腕を伸ばすことよりも、体を回転させることに注意を向けるといいと思います。

右手で左手首を持ってバックスイングすれば、左腕は自然に伸びますから。

最近は柔軟性がなくなってきた・・・と思う方や手打ちをしてしまう方などにもおすすめだと思います。

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スライスとフックの分かれ目

さて、このエクササイズでもう1つ重要なのが、トップでの左手のポジションを確認することです。

このポジションを見るだけでその人がこれからスライスを打つのか、フックを打ってしまうのか・・・などもある程度分かります。

その見極め方ですが:

このエクササイズでトップまで来た時に体の動きを止めて、左手の甲を見てください。

頭を動かして見て結構です。

そうしないと見れないと思います。ただ、頭以外は動かさないようにします。

左手にグローブをしていたと仮定すると、グローブのロゴの部分(左手の甲)が自分の方を向いていた場合、つまり、左手首が甲側に折れ曲がっていた場合は、スライスが出やすくなります

このポジションはフェースが大きく開いていることになります。

もし、このポジションでグローブのロゴ(左手の甲)が真上を向いていたら、フックが出やすくなります

日頃からフックを打っている方は、左手の甲が真上に向きすぎないようにするといいですし、スライサーの方は左手首が甲側に折れないようにしてみるといいと思います。

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