ドライバーやアイアンでヒールアップをするメリット・デメリット
今回は、ヒールアップをすることのメリットとデメリットについて解説してゆきたいと思います。
※ヒールアップ・・・バックスイングの際に左足のかかとを上げる動作こと
最初に要点だけお伝えしたいと思いますが、ヒールアップをするメリット、デメリットは下記の通りです。
ヒールアップのメリット
①スイングが大きくなる
②体重移動がスムーズになる
③スイングにリズムが出る
④ヘッドスピードが上がる
⑤飛距離が伸びる
⑥ショットが安定する
ヒールアップのデメリット
①スイングが大きくなる
②ショットが不安定になる
記事の中ではこれらについて少し詳しくご説明したいと思います。
尚、ヒールアップについてはこういった記事も書いています。
目次
ヒールアップの6つのメリット
最初にヒールアップをすることのメリットについてです。
ヒールアップをすることのメリットは主に6つあります。
①スイングが大きくなる
②体重移動がスムーズになる
③スイングにリズムが出る
④ヘッドスピードが上がる
⑤飛距離が伸びる
⑥ショットが安定する
①スイングが大きくなる
ヒールアップをするメリットの1つ目はスイングが大きくなるということです。
ヒールアップをすることでバックスイングでより深く回転できるようになりますので、スイングもその分だけ大きくなります。
ですので、例えば、体が硬い方やシニアの方などはヒールアップをすることでスイングが大きくなり、結果的に飛距離が伸びることは多いです。
②体重移動がスムーズになる
多くの場合、ヒールアップをした方がベタ足でスイングするよりも体重移動がしやすくなります。
ヒールアップする場合は、バックスイングの早い段階で左足のかかとを上げてゆくわけですが、左足かかとを上げることで体重移動がしやすくなると感じる人は多いです。
③スイングにリズムが出る
これはあまり指摘されないことかも知れませんが、ヒールアップをすることでスイングにリズムが出ると感じる人も多いです。
④ヘッドスピードが上がる
スイングが大きくなること、体重移動がしやすくなることでヘッドスピードが上がりやすくなります。
⑤飛距離が伸びる
これまでご紹介してきたような理由から、飛距離が伸びるというのもヒールアップの大きなメリットだと思います。
他の記事でもご紹介しましたが、アマチュアゴルファーの場合はヒールアップをした方が飛距離が出やすいと思います。
プロの場合は十分に飛距離が出るのでヒールアップをしない人も多いですが、アマチュアはプロに比べると飛距離が不足していることが多いので、ヒールアップをするメリットは大きいと思います。
⑥ショットが安定する
これは意外な感じがする人もいらっしゃるかも知れませんが、ヒールアップをすることでショットが安定する人も案外多いです。
スイングが大きくなったり、体重移動がしやすくなることでショットが不安定になる人も確かにいるのですが、飛距離が出るようになることで、気持ちに余裕が生まれ、それがショットの安定につながることも多いです。
ベタ足で飛ばないと、無理をしてスイングスピードを上げたくなり、結果的にショットが不安定になる、ということもありますので。
ヒールアップの2つのデメリット
ヒールアップをすることのデメリットは主に2つあります。
①スイングが大きくなる
②ショットが不安定になる
①スイングが大きくなる
スイングが大きくなるというのは、場合によっては、または人によってはデメリットになります。
特にコンパクトに、もしくは、シャープに振ってゆきたい人の場合は、ヒールアップをせずにベタ足のスイングの方が合っていると感じる人もいます。
また、プロのように十分に距離が出る人の場合は、スイングがさらに大きくなることでショットが不安定になる場合もあります。
②ショットが不安定になる
ヒールアップをした結果、スイングが大きくなったり、ヘッドスピードが上がることでショットが不安定になると感じる人もいます。
ただ、先ほどもご紹介したように反対にショットが安定すると感じる人もいます。
ヒールアップをした方がいいの?しない方がいいの?
さて、ここまでヒールアップをすることのメリットとデメリットについて見てきました。
最後にヒールアップをした方がいいのか?しない方がいいのか?ということですが、当サイトとしては、こういった人にヒールアップをすることをおすすめしています。
- 飛距離不足を感じている人
- スイングを大きくしたい人
- 体が硬い人
- 初心者ゴルファー
- シニアゴルファー
- 女性ゴルファー
飛距離不足を感じる人やこれからゴルフをはじめる人、シニアの方や女性ゴルファーはヒールアップをした方がよい場合が多いように思います。
ただ、やはり個人差がありますので、できればヒールアップもベタ足のスイングも、どちらも試してみるといいかも知れません。
尚、ヒールアップをする場合ですが、ドライバーはヒールアップするけど、アイアンはベタ足というやり方はあまり一般的ではなく、ヒールアップをするならドライバーもアイアンもどちらもヒールアップする、という方法が一般的です。
ただし、ドライバーはヒールアップするけど、アイアンはベタ足というやり方が悪いわけではなく、その方がご自分に合う場合はそれで構わないと思います。
また、ヒールアップをする人の中でも、ハーフスイングをする場合であったり、または、ショートアイアンやウェッジではベタ足気味でスイングする人もいますが、そのやり方でも全く問題はありません。
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