風が強い日のパッティング
風がショットに与える影響は普段から意識していても、パッティングの際にそこまで気にすることって少なかったりします・・。
アメリカである実験が行われたのですが、扇風機を使って風を人工的に吹かせ、その中でパッティングをするとボールがどの程度曲がるのか・・・という実験でした。
風はパットにどれだけ影響を与えるか?
その時は風速10m/s(やや強い風です)の横風を人工的に吹かせた状態で・・・6フィート(185センチ)の下りのストレートパットで実験されました。
その結果は無風の状態でストレートパットだったものが、上記の風の中ではカップの30センチ右を狙ってやっと入る・・・という結果になりました。
この数値というのは状況によって大きく変わってきますから、あまり参考になるものではありませんが・・・ただ、やや強い風でもパットには大きな影響を与える・・・ということがわかります。
当然、風が吹いている場合はパッティングの際も影響を受けることになり・・・その点も風の強さによっては考慮しなければならないと思います。
風からはボールが転がるスピードが遅ければ遅いほど、影響を受けますし、スピードが速ければ影響を受けにくくなります。
上りのパットよりも下りのパットの方が影響を受けやすくなりますし、強めに打つほどにボールは風の影響を受けなくなります。
また、風の影響を受けるのはボールだけではなくて、自分も勿論風の影響を受けますから・・・体がぶれないように、やや広めのスタンスで構えると下半身を安定させることができます。
その際は、両膝をいつもよりもやや外側に向けた方がドッシリと構えられるというプロもいますので、そういったことも試してみる価値はあるかも知れません。
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