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トラブル解決編

ドライバーショットの弾道の高さ、プロとアマチュアの場合

ドライバーショットの高さ・・・というのはやはり飛距離を伸ばしてゆく上でも大切な要素の1つだと思います。

弾道が高すぎても、飛距離は伸びませんし、反対に低すぎてもやはり飛距離を失ってしまいます。

ではどの程度の高さが理想なのでしょうか・・?

ツアープロはどの程度の高さを出しているか?

どの程度の高さが理想か・・・ということですが、1つの理想的な数値というのはないのかも知れません。

使っているドライバーであったり、またはヘッドスピード、持ち球・・・などにも関係してきます。

ただ、1つの目安として、PGAツアーのデータがありますので、その数値を見てみたいと思います。

2012年または、2013年頃のPGAツアーのデータですが、ツアーの平均でドライバーショットの弾道の高さ(放物線の最高点)が30メートルだったそうです。

ちなみに、一番高さのあるドライバーショット(ティーショット)を打っていた選手でおよそ40メートルの高さだったそうです。

今度は日本のツアーですが、2010年の日本オープンの18番ホールで計測したデータで、一番弾道が高かった選手が40メートル、松山英樹選手が27メートル、石川遼選手が36メートル・・・という結果だったそうです。

30メートル、40メートルの高さといってもピンときませんが・・・たとえば、14階建てのマンションが45メートル程度になるかと思います。

そこから単純に計算すると、30メートルの高さはマンションだと9階から10階前後になるでしょうか。そう考えると、かなり高さのある弾道です・・

平均的なヘッドスピードだとどの程度の弾道の高さがいいのか?

これは2013年にアメリカで発表されたデータですが、平均的なヘッドスピードのゴルファー(およそ40m/s前後)の場合、打ち出し角12度から14度、スピン量が2800回転で、弾道の高さが、23メートル弱が理想的な数値・・・というデータもあります。

この23メートルという高さは、先程のマンションの高さをもとにした単純計算だと・・・6~8階前後の高さになるでしょうか。

もっとも、この辺の数値もまた時代によって変わってくるものだと思います。プロの弾道の高さについても同じように時代によって弾道の高さの平均値のようなものは変わってきますので。

ですので、あくまでも参考程度にお考えいただければ幸いです。

ただ、平均的なヘッドスピードの方でこの数値よりも明らかに低すぎる弾道、もしくは高すぎる弾道のドライバーショットを打っている方で飛距離ロスをしていると思われるケースでは、スイングやお使いのドライバーのロフト角、もしくはドライバーそのもの・・・などを見直してみることで飛距離がアップすることはあるかも知れません。

また新しいデータが出た時にはそういった数値も見てゆきたいと思います。

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