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メンタル編

スタートホールや出だしの数ホールで大叩きしないためには?

コースに出るとどうしても、いいスコアで回りたいと思ってしまいますし、そう思うことがまた楽しみにつながっていくと思うんです。

ただ、その思いが大きくなりすぎてしまうと、スタートホールや出だしの数ホールで大叩きしてしまうこともあるかも知れません。

そうなってしまうと、その後のモチベーションも下がったりして、せっかくのゴルフが台無しに・・・なんてこともあって。

ではそうならないためにはどんなことをすればいいのでしょうか・・・?

「静かにスタートする」

伝説のアマチュアゴルファー・・・プロよりも強いアマチュアと言われた、中部銀次郎さんは18ホールをプレーする中で、どんどん調子を上げてゆくための方法についてこんな風に語っています。

「上手な人は静かにスタートします。ゆっくりとボールを前に進めてゆく。アマチュアなら3オン2パットでOK。こうして出だしの数ホールはばたばたすることなく、落ち着いてプレーする。そうすればやがて調子が出てきて好スコアが望めるものです。」(出典:中部銀次郎 ゴルフ珠玉の言霊 p.163)

静かにスタートする・・・という言葉がとても印象的でした。

例えば、90切りを目指している方は、基本的には1ホールだけパーで後は全ホール、ボギーで、89になると思います。(PAR72のコースの場合)

だけど、やっぱりスタートホールからパーが欲しいと思ってしまうこともあると思うんです。出だしの数ホールでパーをとってゆきたいと、思ってしまったり。

こんな時にちょっとしたミスでも、そこから大きく崩れてしまったりすることもあるかも知れません。

そんな時は、出だしの数ホールはパーは捨てて、全部ボギーでOK!3オン、2パットを目指そうと思ってみると、これが案外パーにつながったり・・・します。

100切りを目指している方は、ダブルボギーが9つ、ボギーが9つで、99になると思います。

出だしの数ホールは同じようにして、ボギーやパーは捨てて、全部ダボでOK!3オン、3パット、4オン、2パットでもいい・・・と思っていると、案外良いショットやパットにつながったりすることもあると思うんです。

パットもやはりいきなり、調子を上げてゆくよりは、ゆっくりとカップに近づけてゆく方がいい・・・中部さんはそんな風にも語っていらっしゃいます。

出だしの数ホールというのはどうしても体も温まっていなかったり、その日の自分の調子もまだよく把握できていなかったりすると思います。

そんな時にカップにゆっくりと近づけてゆく作戦は、すごく効果的だと思いますし、それが、どんどん調子を上げてゆくプレーの方法でもあると思うんです。

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