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メンタル編

【ゴルフ】集中力が切れる、続かない。集中力を持続させる方法とは?

「集中力が途中で切れてしまう」
「大事な時に集中できない」
「周りが気になって集中できない」

今回はそんな方に向けて、集中力が持続しない原因、そして、集中力を保つ秘訣について解説してゆきます。

目次

集中力の3つの特徴

集中力を高めるコツについてご紹介する前に、まずは集中力の特徴について見てゆきたいと思います。

天才将棋棋士と言われた羽生善治さんは集中力についてこんな風に語っています。

「(集中力は)一定ではないです。すごく深く考えているときもあるし、ちょっと休んでるときもあるし、ばらつきがあります。一日中ずっと深い状態で考え続けるのは無理なので。

集中する能力そのものは、どんな人にも備わっているものですよね。要するに、子どものときに遊んでる状態なんですよ、集中することって。

子どものときはちょっとしか続かなくて、年齢を重ねていくなかで、長く維持できるようになってくる。

でも、すごく長時間集中できるかといったら難しい。本当に深い集中ができるのって、1時間とか2時間とか、せいぜいその程度なんじゃないかなと思っています」

羽生さんのこの言葉の中に集中力を保つ秘訣が沢山隠れているのですが、集中力にはこんな特徴があります。

1)一定ではない。バラつきがある
2)一日に集中できる時間は限られている
3)一度に集中できる時間は限られている

1)一定ではない。バラつきがある

羽生さんの言葉にもありましたが、集中力にはバラつきがあって、1日の間でも集中できる時もあれば、うまく集中できない時もあります。

また、日によってもバラつきがあって、うまく集中できる日もあれば、思うように集中できない日もあるんですね。

だから例えば、前半はうまく集中できていたけど、後半は思うように集中できなかったということもあるし、前回プレーした時はうまく集中してプレーできたけど、今日はそれほど集中できない・・ということが起こったりします。

2)1日に集中できる時間は限られている

1日に集中できる時間というのはある程度限られています。

それは例えると、財布に入っているお金みたいなもの。毎日1,000円を財布に入れるとします。その1,000円を1日で使ってゆくわけですが、午前に1,000円使ってしまったら、午後は何も残っていませんよね。

集中力もそんな感じで、上手に使ったり、使わなかったりすることで、最後のホールまで持たせる必要があります。

3)一度に集中できる時間は限られている

一日に集中できる時間は限られているわけですが、一度に集中できる時間もある程度限られていて、だから、長時間集中力を持続させるのは難しいです。

最後のホールまで集中力を保つコツ

先ほど、

ということについてご紹介しましたが、そういったことを考えると、ゴルフの場合もずっと集中しようとしない方がいいことがわかります。

ずっと集中していようとすると、1日の間に使える集中力がすぐに切れてしまいますから。

ではどうしたらいいか?

というと、集中する時と、緩める時を上手に使い分ける必要があると思います。

例えば、ショットの時は集中するけど、ショットとショットの間は気持ちを緩めてみたり。

プレーしている間、ずっと集中しようとしている人もいますが、それだと集中力が途中で途切れてしまいやすいです。

例えば、次のホールに行くまでに前のホールのショットについて深く考えたりするのも一定量しかない集中力を使ってしまうことになりかねないので、それもできればやめた方がいいかも知れません。

それよりも「あぁ、空気が美味しいな」とか「緑が綺麗だなぁ」とか、そんな風に気持ちを緩めた方が集中力を最後まで保ちやすいと思います。

そんな風にして集中力を節約しながら使ってゆくということが、18ホールという長丁場、最後のパットまで集中力を保つ秘訣ではないかなと思います。

また、先ほど集中力はバラつきがあると書かせていただきましたが、1日の間でもバラつきがありますから、うまく集中できない瞬間があっても「そういうものだ」と受け入れてみることも大事なことかも知れません。

また、日によってもバラつきがありますから、うまく集中できない日はそんなことも受け入れて、うまく集中できないなりにプレーしてゆくということも大切なことかなと思います。

集中力を高めるコツはルーティーンを守ること

ここからは集中力を高めるために具体的にできることについて見てゆきます。

ショットを打つ際、またはパットを打つ際に集中力を高めるにはどうしたらいいか?というと、一番効果があるのがルーティーンを作って、それを守るということになります。

ルーティーンとは、決められた動作という意味がありますが、ゴルフの場合は、アドレスに入る時点からショットを打つまでに毎回行う決められた動作のことを言います。

タイガー・ウッズはルーティンについてこんな風に語っています。

It doesn't matter what your individual preshot routine is, just as long as you do it the same way every time(中略)It helps me remain calm and in the present(出典:How I Play Golf Tiger Woods p.238)

ルーティンはどのような形でもいい。ただ、ルーティンは毎回同じであるべきだ。ルーティンを行うことで気持ちを落ち着かせることができるし、今に(目の前のショットに)集中することができるようになる。

ルーティンには主に下記のような効果があります。

①同じように構えることができる
②集中力が高まる
③同じようなリズムでスイングできる
④緊張を和らげる

集中力を高める上でもルーティーンは非常に効果的です。

ルーティンは、同じ順番で同じ動作を行ってゆくのですが、その動作を行ってゆくことで自然とショットへの集中力が高まってゆきます。

ですので、ルーティンがあれば「集中しよう」と思わなくてもいいわけです。ただ、ルーティンをいつも通りに行ってゆくだけで集中力が高まってゆきますので。

ルーティンについてやそのやり方、注意点などは下記の記事にまとめてありますので、よかったらそちらを参照ください。

プリショット・ルーティンの効果とは?どの位の時間で行うのが最適か?

ショットを打つ際もパットを打つ際もそうですが、ルーティンをあらかじめ決めておいて、それを実践してゆくことが集中して打つための秘訣だと思います。

2人のトッププロがやていたこと

数々のメジャー大会を制した伝説の名手、ベン・ホーガンがとにかく練習熱心であったことはとても有名な話ですが、そのホーガンはあることを意識して練習していたといいます。

それは何かというと「漠然とボールを打たない」ということだったそうです。ホーガンは、試合で集中するために練習でも1球1球、集中して打つことを心がけていたそうです。

練習でも集中して打っていたホーガンは、集中して打つということが「習慣」になっていたといい、だから、試合でも高い集中力を発揮できたのかも知れません。

ゴルフの帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスも、練習であっても1球1球、はっきりとしたイメージを描いてから打とうとしていたそうです。

ちなみに、ニクラウスはそうやって集中してショットを打ち続ける(練習を続ける)のには限界があることを悟ったそうです。だから、集中力が続く範囲でしか練習はしなかったようです。

ホーガンもニクラウスも、言ってみれば、本番のように練習していたわけですが、そうすることで、本番でも練習のように打つことができると思いますし、それがまた本番でも集中してショットを打つことにつながってゆくと思います。

周りが気になって集中できない時はどうしたらいいか?

最後に、周りが気になって集中できない時の対処法についてご紹介したいと思います。

周りが気になって集中できない時は、意識が目の前のショット以外のところに行ってしまっている状態だと思うんですね。

そんな時は、自分の意識を目の前のショットに戻してあげると、今、目の前のショットに集中できるようになります。

じゃあ、どうやったら意識を目の前のショットに戻すことができるか?

ということですが、これはドライバーのイップスについて記事でもご紹介した方法で、ゴルフ専門の心理学者なども推奨する方法なのですが、自分に向かって「ターゲットはどこだ?」と問いかけてみる、そんな方法があります。

脳は、問いかけにはよく反応してくれますので、

ターゲットはどこだ?

そう自分に問いかけてみると、意識が瞬時にターゲット(目標)に向きます。

そうやって意識がターゲットに向くことで集中力も高まりますので、もし、周りが気になったりした場合は「ターゲットはどこだ?」と自分に問いかけてみてください。

また、周りが気になって集中できない時のもう1つの対処法ですが、先ほどご紹介したルーティンを正確にこなすことを意識してみることも効果があります。

緊張したり、集中できないと思った時ほど、ルーティンに気持ちを向けるようにしてみてください。

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