ゴルフコンペや大会で緊張してうまくプレーできない
コンペもそうですし、ゴルフの大会などに出るといつも通りのプレーができない・・・ということもあるかも知れません。
もっとも、そういう大会やコンペは「緊張するもの」なので、そういうものと割り切って望むことも1つの方法かも知れません。
今回はそういった通常とは違うどうしても緊張してしまう場面で、緊張しながらも思うようにプレーをする方法についてまとめてみたいと思います。
コンペや大会でどうプレーするかに一番影響を与えるもの
コンペや大きな大会などで自分のプレーに一番の影響を与えるもの・・・それは「自分の心」だと思うんです。
緊張や不安など、自分が感じるものは、思考の後に、それを追うようにしてやってくるものだったりします・・。
緊張するのには、それなりの思考を走らせる必要があり、不安も同じように不安になるような考え方をした後にやってくるわけで。
つまり、そういった大会で自分のプレーを狂わせるものがあるとすれば、それは自分自身の中にあることで、本当はまわりは関係ないのかも・・・知れません。
「人が見ているので、恥をかきたくない」・・・そんな風に考えれば(思考を走らせれば)、体が委縮します。
思考の後に、感情がやってくるので、できることはその「何を考えるか」・・・という部分を自分でコントロールすることなのかも知れません。
何を考えてプレーするか、それが感じ方を変えてくれます。
それが勿論、プレーにも影響すると思うんです。
魔法のように緊張に効く言葉
1つだけしか考えることができないとしたら、「ターゲット(目標)」だけを考えるということがとても効果的だと思います。
これは多くのPGAのツアープロのメンタル指導をしてきた、ジオ・ヴァリアンテ博士が自身の著書の中ですすめている方法で、効果があると思います。
ショットを打つ場面が来たら、意識していてもそうでなくても、例えば、「人が見ているなあ・・・」とか「恥はかきたくないな・・」と頭の中で考えてしまうことがあります。
すると、それなりの感じ方がついてきます。(不安や緊張など)
そんな時は先ほどの「ターゲット(目標)」を考えるのですが、その時、自分自身に向かって、こんなことを問いかけます(下記のどれでもいいと思います)
「ターゲットは?」
「どこに打つ?」
「どこを狙う?」
人は問いかけに対して答えを出すのが得意です。
でも答えのないものを考えるのが苦手・・・だと思うんです。
だからこそ、「ターゲットは?」と自分に問うとその目標やそのショットに集中できます。
でも、「恥をかきたくない」と考えるとどうしていいかわからず、体は緊張しますし、萎縮します。
今、目の前にある一打を楽しもうとするだけでいい
大会などに出るとどうしても良い結果を出したくなるものだと思うんです。
でも、人は先のことを考えると、今に集中できなくなります。
コンペになるとスコアが悪くなる・・・という方は、今のその目の前にある一打以外のことをあれこれと考えていることが多いのかも、知れません。
ここまで何オーバーだったとか、前のホールのダボのこととか、次の9ホールでどの程度のスコアにしなきゃだけだとか・・。
でも、そう考えれば考えるほどに、結果はついてこなくなるようになる・・。
そんな時は、「もうどうでもいいや!」と一度開き直ってしまって(笑)、全て忘れて、今、目の前のその一打だけを楽しんでみよう・・・そう思ってみてもいいのかも知れません。
その一打が例えば、ティーショットでも、林から抜け出すためのショットでも、バーディーパットでも、ダブルボギーになるかどうかのショートパットでも・・。
どんな一打でも、純粋に打つということを楽しんでみる。
すると面白いことが起きるかも・・知れません。勿論、試す時は、大切な大会はやめていただいて(笑)、楽しんで参加できそうなコンペでまずお試しください・・。
ただ、結果にこだわって散々失敗してきた僕は、今はいつもそんなことを考えるようになりました。
そして、今、目の前にあるどんなショットでもその一打を楽しもうとするだけで、面白いことに結果はついてくるようになる・・・そう感じています。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。