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トラブル解決編

50歳、60歳からゴルフを始める 【シングルになる人もいます】

今回は、50代や60代からゴルフを始めても大丈夫かと不安に思われている方に向けて、

といった点について解説してゆきます。

ただ、最初に結論からお伝えすると、50歳や60歳からゴルフを始める方も大勢いらっしゃいます。

また、日本のゴルファーの平均年齢は50歳を超えていて、60歳以上のゴルファーの比率は50%以上と言われています。

下は過去にGDOが12万人を対象に行った調査の結果ですが、年齢別でみると年間で最もラウンド回数が多いのが70代、次が60代、その次に多いのが50代という結果になっています。

同じくGDOが行った調査結果ですが、年齢別の平均スコアを見ると、60代が最もよく、次が70代という結果になっています。

この結果を見てもわかりますが、ゴルフはいくつになっても上達できるスポーツですので、50歳や60歳でゴルフを始めても遅すぎるということはないと思います。

中には50歳や60歳からはじめてシングルにまでなる人もいらっしゃいますので、もし、ゴルフをやってみたいと思った方は是非チャレンジしてみてください。

目次

50代、60代でゴルフを始める人も大勢います

年齢に関係なく楽しめるのがゴルフの大きな魅力の一つだと思います。

冒頭でも書かせていただきましたが、日本のゴルファーの平均年齢は50歳を超えていて、60歳以上のゴルファーの比率は50%以上と言われています。

50代、60代でゴルフを始める方も大勢いらっしゃいますし、繰り返しになりますが、この年齢ではじめてシングルにまでなる人もいます。

ゴルフショップ「アトミックゴルフ」では、50代のお客さんが多いそうで、シニア向きのクラブについての問い合わせも多いのだそうです。

ですので、ゴルフをはじめるのに遅すぎるということはないと思います。

また、これは後ほど詳しく書かせていただきますが、「20代、30代の頃に比べると体力が落ちているけど大丈夫だろうか?」と不安に思う方もいらっしゃるかも知れません。

ただ、その点は、①自分に合うクラブを選ぶこと、②体力が落ちたり、体が硬くなっても飛距離が出るスイングをすることで十分にカバーできます。

ですので、ゴルフをやってみたいと思った方は是非チャレンジしていただきたいと思います。

体力が落ちているけど大丈夫?

先ほども書かせていただきましたが、50歳や60歳でゴルフを始める時に不安に思うことの一つが体力の衰えかも知れません。

ただ、結論からお伝えすると、体力がもし衰えていたとしても問題なくプレーできますし、楽しめます。

これには2つ、理由があります。

1つは、ゴルフ場にはいくつかのティーイングエリアが用意されていて、それぞれのレベルに合わせたゴルフを楽しむことができるという点です。

ティーイングエリアとは、各ホールのティーショットを打つ場所のことですが、多くのコースではプロなどがプレーするバックティー(一番距離が長い)や一般男性ゴルファーがプレーするレギュラーティー以外にも、シニアの方向けのフロントティー、女性用のレディースティーなどが用意されています。

フロントティーはレギュラーティーよりも距離が短く、プレーしやすいので、50代、60代の方でも楽しめると思います。

2つ目は、自分に合ったゴルフクラブを選ぶことで、体力の衰えをカバーできるという点です。

例えば、ドライバーを選ぶ場合も、長尺ドライバーを選ぶことでヘッドスピードを上げたり、少し軽めのドライバーを選ぶことで腕力の衰えをカバーしたり・・といったこともできます。

ゴルフクラブの選び方についてはゴルフクラブの選び方にてドライバーからパターまで選び方のコツをご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

ただ、いずれにしても、ご自分に合ったクラブを選ぶことで体力の衰えなどは十分にカバーできると思います。

独学がいいか、レッスンプロについた方がいいか?

これは様々な意見があると思います。中には独学でシングルになる人もいるし、レッスンプロについたことでどんどん上達してゆく人もいます。

ただ、ゴルフのレッスンプロ(ティーチングプロ)の選び方についてでも書かせていただきましたが、僕は一度はレッスンプロに教えてもらった方がいいと思っています。

または、近くにシングルのご友人がいるような場合は、その方に教えてもらうのもいいかも知れません。(教えてもらうなら、シングル以上の腕前の方がいいです)

ただ、いずれにしても、本や雑誌を見て独学でゴルフを始めようとするよりは、まず、お金を出してでも、プロに習った方がいいと思います。

理由はすごくシンプルで、最初にプロに習った人の方が早く上達するためです。

また、誤解を恐れずに書くと、ゴルフは難しいスポーツです。

小さくて丸いボールを遠くまで、真っすぐに飛ばさなければならないのですが、これが実際にやってみると、すごく難しかったりします。

また、それ以前にちゃんとボールに当てることの難しさを実感したりもします。(もっとも、そういった難しさが多くの人がゴルフにはまる理由でもあるのですが。)

ただ、ボールにしっかり当てることにしても真っすぐ飛ばすことにしてもそうですが、そこにはコツややり方というものがあって、そういったものは初心者の段階で独学で試行錯誤して見つけようとするより、プロに教えてもらった方が早いと思います。

ただし、最初にプロに習った後に、独学に切り替えるというのは僕はありだと思っています。そのような形でシングルになる人も多いです。

レッスンプロの選び方についてはゴルフのレッスンプロ(ティーチングプロ)の選び方についてにてご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

20代や30代の人と同じスイングでいい?

最後にゴルフスイングについても少し。

50代や60代からゴルフをはじめる場合、ゴルフスイングは20代や30代の人と一緒でいいか?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れません。

これも色々な考え方があると思いますが、20代や30代の人と一緒のゴルフスイングでもいいと思いますし、または、50代、60代なりのスイングに切り替えるのも良い方法だと思います。

20代、30代の人と一緒のスイングで違和感なく振れる人や飛距離不足を感じない人はそのスイングでいいと思います。

ただ、思うように飛距離が出ない場合は、少しだけスイングに変更を加えてあげることで飛距離を伸ばすこともできます。

例えば、体が硬くなってしまったことで、スイングが小さくなってしまって、それが原因で飛距離が落ちてしまう人もいます。

こういった人の場合でも、体の硬さを補いながら、スイングを大きくする方法もあります。

また、ゴルフには右に曲がるフェードボールと、左に曲がるドローボールというショットがあって、プロもどちらかのショットを持ち球にしている人が多いです。

この2つのショットのうち、飛距離が出るのは左に曲がるドローボールなのですが、ドローボールを持ち球にすることで飛距離不足を補うという方法もあります。

こういった方法、シニアゴルファーのための飛距離アップ方法については、シニアゴルファーのための飛距離アップ方法。ドライバー、アイアンをもっと飛ばすには?にてご紹介しています。

もっとも、この記事は今すぐに必要ではないかも知れませんが・・もし、実際にゴルフを始められて、何だか周りの人に比べて飛距離が出ないなと思われた時にでも思い出していただければ幸いです。

さて、ここまで50歳、60歳でゴルフを始めても大丈夫か?ということについて見てきました。

少しまとめると

50代、60代でゴルフを始めても大丈夫か

大丈夫です。50代、60代でゴルフを始める人も大勢いますし、中にはシングルになる人もいます。

体力の衰えは関係あるか

1)フロントティーからプレーすること、2)自分に合うクラブを選ぶことで、体力が衰えていたとしても問題なくプレーできますし、楽しめます。

独学がいいか、レッスンプロについた方がいいか

最初はレッスンプロに教えてもらうのがおすすめです。その後に独学に切り替えるのはありだと思います。

20代、30代の人と同じスイングでもいいか

同じスイングでも構いません。ただし、それで飛距離不足を感じる場合は、少しスイングに変更を加えてみるといいかも知れません。

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