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ゴルフ基礎編

ゴルフのレッスンプロ(ティーチングプロ)の選び方について

今回はゴルフのレッスンプロ(ティーチングプロ)の選び方について見てゆきたいと思います。

ゴルフをこれから始めようと思っている方やゴルフを始めてみたけど、思うように上達しない方、または中・上級者の方であっても、レッスンプロに教えてもらいたいと思われている方もいらっしゃるかも知れません。

そんな時にどうやってレッスンプロを選んだらいいか・・・ということについて考えてみたいと思います。

目次

レッスンは受けた方がいいか?

その前に・・・そもそもレッスンプロに教えてもらった方がいいのか、それとも独学でもいいのか・・・ということですが、

僕は基本的には一度はプロに習ってみる価値はあると思います。

もっとも、例えば、近くにシングルの方がいらっしゃるとか、または、わかりやすく教えてくれる人がいるようなケースもあると思いますし、プロに教えてもらうより、そういった方に教えてもらった方が結果的に上達することもあるかも知れません。

また、本を読みながら、または例えば、ゴルフサイトなどを見ながら、上達してゆく方も大勢います。

ただ、これから一からはじめてみようと思っている方の場合は、一度はプロに教えてもらった方がいいのかなと、僕はそう思っています。

勿論、教えてもらうプロによっても違いますが、プロに見てもらったら、何年も悩んでいたことが一発で解決した・・・ということもありますので。

どんなプロに教えてもらうと上達するか?

ゴルフのレッスンプロ(ティーチングプロ)といっても、全員が同じように教えてくれるか?、どの人に習っても同じか?

・・・というと、これは違います。

そのプロによっても違いますし、そのゴルフスクールによっても違ってくることもあります。

ゴルフ理論というのは、実は一つではなくて、沢山あります。

そのレッスンプロによっても教え方が変わってくるのはそのためです。

また、そのスクールによって、こんな教え方をしています、こんな機器を導入しています・・・とか、そのスクールなりの特徴があるかと思います。

そういった特徴を見て、これは良さそうだなと思ったら、例えば、体験レッスンなどがあれば、そういったものを受けてみるのもおすすめです。

スクールによっては無料の体験レッスンがあるところもありますので、まずは、そこでそのスクールの、またはそのプロのレッスンを体験してみるのも良い方法です。

さて、どんなプロに教えてもらうと上達するのか?

・・・ということですが、これは人と人ですので、相性もあると思うんです。

ですので、こんなプロなら絶対に大丈夫という一つの選び方のようなものはないとは思います。

ただ、1つの考え方として、「結果ではなく、原因を見つけて直してくれる人」が僕としてはおすすめです。

もっと具体的に言うと、スイングそのものを最初にいじろうとする方ではなくて、アドレス、構え方の部分に時間をかけてくれる人がおすすめです

ゴルフスイング中にできることというのは、実はとても少なくて、ショットの結果を左右する要素としては2割程度しかないのかも知れないなと・・僕は思っています。

残りの8割はスイングをスタートする前の段階で決まってくると、そう思ってます。

そう思っているのは僕だけではなくて、世界でもトップのレッスンプロの中に、アドレスを重視しない人はいません。

それはアドレスがスイングを作る・・・ということを知っているからだと思うんです。

例えば、グリップの握り方を少し変えるだけで・・・スイングも自然と自動的に変わることが多々あります。

両手の位置を少し変えてみるだけで、スイングの軌道そのものが変わることもあります。

アドレスの姿勢を変えたら、スライスが直った・・・という方もいれば、アドレス時の右肩の位置を変えたら、フックが直った・・・という方もいる。

アドレス時の前傾姿勢の作り方を変えたら、飛距離が大きく伸びたという方もいれば、アドレス時の重心を変えたら、スライスがドローボールになったという方もいる。

もっとも、スイングそのものに原因があるケースもあると思うんです。

当サイトでもそういったものを多くご紹介していますし、スイングをいじることはやっぱり楽しいものだと思います。

ただ、ショットの結果を左右する割合としては・・・スイングをスタートする前の段階のアドレス(グリップ、ポスチャー(姿勢)、スタンス、ボールの位置、アドレスの向き・・・といった部分)が8割だと僕は思ってます。

だから、例えば、もし、グリップに原因があるのに、スイングを変えようとしたとすると・・・迷路に迷い込んでしまったようにして、何をやっても直らない、せっかく直したのにまたすぐに元に戻ってしまう・・・ということを続けなくてはならないこともあります。

毎日何時間も打ち続けて、何年も経っても打てなかったショットが、グリップを変えただけで1日で打てるようになった・・・

何だか信じられないことかも知れませんが、そんなケースも実際にあって、僕自身がそうだったんですね。

そんな経験から立ち上げたのがこのホームページなので、結果そのものを変えようとするより、原因は何か・・・というところの方に重点を置くことを大事にしてます。

話がそれてしまいましたが、レッスンプロを選ぶ際に重要な点があるとしたら、僕はそういった、アドレスの部分を重視してくれる人、結果ではなく、原因を見つけてそこを直そうとしてくれる人がおすすめかなと、思います。

そして、そういったアドレスの部分に原因が見つかると、必ず、結果につながってゆきます

スイングそのものをいじった時はそうとは限りません。

スイングをいじる場合は、それを体に染み込ませるまで繰り返さないといけないため、安定した結果につながるまでに長い時間がかかることがあります。

ただ、アドレスの場合は比較的早く結果につながります。

話は変わりますが・・・

トッププロでも調子を崩すことがあります。

その原因の多くはスイングそのものというよりも、やはり、アドレスのちょっとした狂いであることが多いようです。

スイングそのものが日によって大きく変わる・・・ということは実は少なくて、ただ、例えば、ボールの位置がちょっとだけ右だった、左だった・・・ということはプロでもあります。

そして、それが不調の原因になることはプロでも、また、世界のトッププロであってもそういうことがあります。

レッスンプロ(ティーチングプロ)の選び方のお話から、少し長文になってしまいましたが・・・

アドレスといった基本は、とても地味なもの、少なくともそう思っていらっしゃる方は多いと思うんです。

ただ、実際には、ちょっと変えただけで飛距離が何十ヤードも伸びたりする、とてもエキサイティングな部分だと思います。

どのスポーツでもそうですが、基本は案外嫌がられたりします・・

地味だし、やはり、ゴルフだったら、ドライバーをビュンビュンと振る練習だったり、または、最新の機器を使って、スイングの軌道やスピン量、打ち出し角なんかを分析して・・・もう少しインサイドから振ってみましょう・・・

というお話の方が好まれるかも・・知れません。

そして、そういうことも一つの楽しみ方だと思うんですね。

これが正しいゴルフの学び方です・・・というのは本当の意味ではないのかも知れません。

やはりアマチュアゴルファーにとって、ゴルフは楽しむものだと思いますので。

ただ、もし、思うように上達できなくて、そのゴルフの楽しさが感じられなくなった時には、アドレスの部分に戻ってみると・・・面白い発見があるかも知れません。

そこには僕は劇的に上達する秘訣が沢山隠れていると思うんです。

長くなりましたが・・・もし、「どんなレッスンプロを選んだらいいですか?」と聞かれたら、アドレスを重視してくれる人ですと僕はそう答えると思います。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。