ダウンブローに打とうとしたら、プッシュアウトやスライスが出始めた
ある方からこんな話を聞きました。
アイアンではダウンブローに打った方がよいと思い、練習をはじめたら、プッシュアウトやスライスが出るようになった・・・というのです。
この方はもともとドローヒッターでした。
ドローボールを打つ方はアイアンであってもダウンブローというよりは払い打つ方が多いものです。
ダウンブローに打つために何をしたか・・・というと、まずボールの位置を右へ右へと移動させていったようです。
これは珍しいケースだと思うんです。
普通はアドレスなどは気にしないでただ、打ち込もうとしたりする方が多いです。
でもこの方はボールを右に置くことでスイングの最下点より前でボールを打とうとしました。
ボールの位置に問題があった
話を聞いてみると、7番アイアンなどではボールをスタンスの真ん中よりも右に置いているというのです。
これは7番アイアンにしては右すぎます。
それが原因でフェースが返らなかったり、極端なインサイドアウトの軌道になっていてプッシュアウトやスライスが出ていたのかも知れません。
そこで、その方はボールをスタンスの真ん中よりもボール1個か2個分左に置いて打ってみることにしました。
すると、気持ちの良い弾道でストレートボールが出たとのこと。
もともとドローヒッターだったので、ボールの位置は普通よりも右足寄りに置いて打っていたのかも知れません。
それをさらに右にしたので、スライスやプッシュアウトが出たのだと思います。
でももしこのままのボールの位置で練習を続けていたら、これが右へ出て左に曲がるフックボールになっていたかも知れません。
ボールの位置を変えたばかりの時は、意図していたのと真逆のボールが出たりします。そこでこれは違うんだな・・・と諦めてしまう方がいます。
そういう僕もボールの位置の間違いで何年も同じ問題に悩んでいたことがありました。
何をやってもダメだ・・・と思った時は、基本に戻ってみます。
すると、そこに思わぬ答えが待っていたりします。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。
- グリーン周りのアプローチ。ミスを防ぐ一番の近道は?
- 「スイングのタメは正確性UPのため」米澤蓮
- 中古で3Wを買う時の失敗しないコツとは?
- 話題の「AIフェース」で3パットを撲滅<50人試打検証>
- 冬もゴルフを楽しもう!あったか防寒グッズ
- 何故ダウンブローで打つ必要があるの?
- ダウンブローとは?ダウンブローの打ち方と3つのコツ
- ダウンブローは必要?必要ない?答えはこちらです
- ダウンブローの練習方法
- アイアンでのダウンブローの練習方法
- アイアンはダウンブローで打つ?それとも横から払い打つ?
- ダウンブローで打とうとするとダフリやトップが出る【原因はこれです】
- スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは 特別紹介
- 指が痛い!の3つの原因と対処法 12/2
- スライスとボールの位置。何故スライサーはボールを左に置いてしまうのか? 11/18
- クローズスタンスが合う人はどんな人?クローズスタンスのメリット 11/7
- アーリーリリースが治らない本当の原因 10/28