ドライバーでフェードを打つ、タイガー・ウッズの方法
タイガー・ウッズはもともとはドローヒッターでしたが、プロ入りしてからはフェードボールを多用することが多くなりました。
プロにとっては飛距離よりも正確性が大切で、タイガーも同じようなことを言っています。タイガーが調子の良い時は、8割位の力で振っているそうです。
彼はドライバーでもフェードをよく打ちますが、特にコントロールが求められるような狭いホールで彼が使っているフェードショットがあります。
今回はその打ち方を少しご紹介します。
構え方と曲げ幅について
まず、構え方ですが、コントロール重視のこのショットでは少しグリップを短く持ちます。
タイガーの場合は1センチから3センチ程度短く握ります。飛距離が欲しい時は1センチ、飛距離がそれほど必要ない時は3センチ程度短く。
スタンスは若干オープンに構えます。(フェードの打ち方も参照ください。)
ボールの位置は左の脇の下の線上にセットします。
フェアウェイの狙い方ですが、彼の場合、まずフェアウェイを縦に4等分します。そして、一番左のエリアにボールを打ちだして、その右隣のエリアにボールを曲げるようにして打ちます。
曲げ幅は5ヤード程度。250ヤード以上先の5ヤードですから、殆どストレートボールに見えるようなショットになるのかも知れません。
ただ、アマチュアの場合は曲げ幅はもう少しあってもいいとは思います。(確実にフェードを打つために)
スタンスを少しオープンに構えますが、スイングはそのスタンスのラインに沿ってクラブを振るイメージ。インパクトではタイガーの場合、クラブのリリースを一瞬遅らせます。
ポイントはグリップを少しだけ短く握るという点だと思います。
そうすることでフェースが若干ですが、返り難くなります。
また、スイングのスピードを落とすことなく、コントロールショットが打ちやすくなるのもポイントですね。
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