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トラブル解決編

練習では何球打てばいいか?【打ちっぱなしでの球数について】

前回は、ゴルフ練習場では打てるのにコースで打てない。3つの違い、原因とは?という記事を書かせていただきましたが、今回は練習場での球数について、何球打てばいいか?ということについて解説してゆきます。

また、記事の後半では、練習場に持ってゆくクラブについてや打ちっぱなしでの練習方法、マットの上からボールを打つ際に注意したいことについてもご紹介したいと思います。

目次

練習場では何球打つのがいいか?【100球を目安に】

最初に結論からお伝えすると、練習場での球数は100球を1つの目安にしていただくといいと思います。

勿論、その日に練習する内容次第では、それ以上打っていただいても結構ですし、それよりも少ない球数でもいいと思います。

ただ、基本的には、100球程度を目安にしていただくといいと思います。

何故100球がいいか?ということですが、それについては打ちっぱなしの練習方法についてのところでご紹介したいと思います。

多めに打ってもいい時、よくない時

目的があって練習している時、その練習のために100球では足りない時は、100球以上打ってもいいと思います。

調子が悪い時であったり、思うようなショットが打てない時も、つい多めに球を打ちたくなりますが、ただ、そんな時に沢山ボールを打つのはかえって逆効果だったりします。

何故かというと、調子が悪い時や思うようなショットが打てない時、その原因の8割以上はスイングをはじめる前の段階にあるためです。

スイングをはじめる前の段階とは、グリップの握り方やアドレスの向き、ボールの位置、両手の位置といった点になります。

例えば、グリップの握り方が間違っていると、どんなスイングをしても、スライスが直らない、フックが直らないといったことが起こったりします。

これはアドレスの向きにしてもボールの位置にしても、両手の位置に関しても同じことが言えます。

多くの人は、スイングの仕方を変えることで思うようなショットを打とうとしますが、それだと一時的にショットは改善されても、次にまた打ちっぱなしに来た時に、また打てなくなっている・・といったことが起こります。

もっとも、スイングそのものを変える方法もありますし、当サイトでもそういった方法について解説しています。

ただ、スイングを変える前にアドレスを見直すことがとても大事です。というのも、アドレスが変わればスイングも自然と変わるからです。

プロはそういったことをよく理解しています。だから、プロはアドレスをとても大事にします。

プロが練習している様子を観察してみると、アドレスの向きをチェックしていたり、ボールの位置を確認していたり、そういった基本的なことを大事に練習していることがわかります。

ミスショットの8割から9割はスイングをはじめる前にあるとしたら、無闇に球数を増やすのはよい方法ではないと思います。

そういう意味でも、練習場での球数は100球程度が良いのではないかなと、思います。

練習場に持っていくクラブ

練習場に持ってゆくクラブですが、フルセットを持ってゆくのもよい方法だと思います。

ただ、全部持って行くとなるとちょっと重い、重いから何だか行く機会が減ってゆく・・なんてこともあって、そんな時は持って行くクラブを絞ってみるのもいいかも知れません。

初心者の場合

・ウェッジを1本
・ミドルアイアンを1本
・ドライバー又はフェアウェイウッド
・パター(パター練習場がある場合)
・サンドウェッジを1本(バンカーの練習場がある場合)

がおすすめです。上記の3~5本だけでも十分な練習ができると思います。

中級者の場合

・サンドウェッジを1本(バンカーの練習用としても)
・ショートアイアン(PWを含む)を1本
・ミドルアイアンを1本(6、7、8番のどれか)
・ショートウッドまたは、ユーティリティを1本
・フェアウェイウッドを1本(3番か5番)
・ドライバー
・パター(パター練習場がある場合)

がおすすめです。

練習場に持ってゆくクラブについては、ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に持っていくクラブは何がいいか?にてさらに詳しくご紹介しています。

打ちっぱなしでの練習方法と5つのポイント

打ちっぱなしでの練習方法についてですが、下記がポイントになります。

①まずはウォームアップから
②最初はウェッジから
③目標のない練習はしない
④コースを想定する
⑤スイングを直す前にアドレスを見直す

①まずはウォームアップから

練習場に着いたら、まずはウォーミングアップからはじめます。

ウォーミングアップの方法ですが、全身を使う体操がおすすめ。学校の体育の授業でやったような体操で結構です。

もし、もっと簡単に済ませたい場合は、クラブを2本持ってゆっくりと振るのもよい方法です。

1つ注意点があるのですが、体が冷えた状態ではストレッチ(静的ストレッチ)はしないようにしてください。冷えた状態の筋肉を伸ばそうとすると怪我につながります。

これについてはゴルフの前のストレッチは逆効果?!してはいけないストレッチとはにて詳しくご紹介しています。

②最初はウェッジから

最初はウェッジの素振りからはじめて、体が動くようになってきたら、実際にボールを打ってゆきます。

ボールを打ってゆく順番ですが、

1)ウェッジ
2)アイアン(ショートアイアン→ミドルアイアン)
3)フェアウェイウッド
4)ドライバー

の順に打ってゆきます。短いクラブから打ってゆく形ですね。

体が温まっている状態であれば、いきなりドライバーから打ってもいいわけですが、ドライバーだと一生懸命振ろうとしたり、飛ばしたくなったりします。

すると、スイングのリズムが崩れてしまったりします。

ですので、最初は力まず打てる簡単なクラブ(ロフト角の大きなウェッジ、ショートアイアン)から打つのがおすすめです。

③目標のない練習はしない

練習場では必ず、目標を決めてボールを打つようにしてください。

あの辺を狙って打つ・・というのは良くありません。そうではなくて、点を狙って打ってゆきます。

明確な目標がないと良いショットが打てているかどうかがわかりませんし、その目標に対してスクエア※に構えられているかどうかもわかりません。

※スクエアに構える・・・ボールと目標を結んだ飛球線に対して、両足を結んだラインや両肩を結んだラインが平行になるように構えること

ですので、必ず目標を決めてボールを打つようにします。

④コースを想定する

「ゴルフは練習場とプレーする場所が違う唯一のスポーツ」

レッスンプロとして有名なピア・ニールソンの言葉です。

練習ではできるのに本番だとうまく打てないという人もいますが、それはもしかしたら、普段の練習と本番がかけ離れているからかも知れません。

そんな時は練習を本番に近づけるようにすると、本番(コース)でも本来の力が発揮できるようになることがあります。

では具体的にどうしたらいいか?というと、ショットを打つ時、よく行くコースの状況を思い浮かべた上でショットを打ってゆきます。

例えば、このショットは1番ホールのティーショットだ・・と想定して、1番ホールの様子を頭の中で思い浮かべた上でショットを打ってみます。

勿論、全球、この方法で打つ必要はありませんが、できるだけ本番を思い浮かべながらショットを打つようにするといいかと思います。

冒頭で100球を目安にと書かせていただきましたが、こういった本番を想定した練習をしようとすると、100球程度が限界だったりします。

そういうこともあって、100球を目安にと書かせていただきました。

⑤スイングを直す前にアドレスを見直す

先ほど、ミスショットの原因の8割から9割はスイングをはじめる前に原因があると書かせていただきました。

ですので、ミスが出たり、思うようなショットが打てない時はまず、こういったところからチェックしてみてください。

・グリップ
・ボールの位置
・アドレスの向き
・両手の位置

これらについてはゴルフ基礎編の中でチェックするポイントについて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参照ください。

打ちっぱなしでの練習方法については初心者の方のためのゴルフ練習場(打ちっぱなし)での練習方法でも詳しくご紹介しています。

練習場のマットの上から打つ時の注意点とは

最後に練習場のマットの上から打つ時の注意点についてです。

芝の上でダフるとボールは全く飛びませんが、マットの場合は多少ダフっても、クラブがマットで滑ってボールはちゃんと飛んでくれたりします。

だから、自分がダフっているかどうかが分かりにくく、練習場ではうまく打てるのに、コースに出たらダフってばかりということが起こったりします。

そうならないために、マットの上からでもしっかりとボールを捉えていることを確認する必要があります。

マットの上からしっかりとボールを捉えているかどうかの判断方法ですが、2つあります。

1つはインパクトの音で判断する方法。

マットの場合、ダフっている時は、ドスンという低めの音が、ボールにクリーンに当たっている時は、もっと高めの音、例えば、カツーンという音がしたりします。

2つ目の判断方法が弾道の高さです。

コースでナイスショットをした時の弾道よりも高い弾道のショットが出ている時は、ヘッドが手前から入っていたり(ダフっていたり)、すくい打ちをしている可能性があります。

練習場ではコースよりもむしろ低い弾道に抑えるようにするといいかと思います。

これについては練習場のマットの上から打つ時の注意点は?芝の上からとの違いもにて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参考になさってください。

まとめ

さて、最後にここまでご紹介してきたことを簡単にまとめると、

練習場では何球打つのがいいか?

100球を目安にします。

練習場に持っていくクラブ

フルセットを持ってゆくのもいいですが、重いな・・と思った場合は本数を絞るのも良い方法です。

初心者の場合

・ウェッジを1本
・ミドルアイアンを1本
・ドライバー又はフェアウェイウッド
・パター(パター練習場がある場合)
・サンドウェッジを1本(バンカーの練習場がある場合)

中級者の場合

・サンドウェッジを1本(バンカーの練習用としても)
・ショートアイアン(PWを含む)を1本
・ミドルアイアンを1本(6、7、8番のどれか)
・ショートウッドまたは、ユーティリティを1本
・フェアウェイウッドを1本(3番か5番)
・ドライバー
・パター(パター練習場がある場合)

がおすすめです。

打ちっぱなしでの練習方法

打ちっぱなしで練習する際は下記のような点に注意します。

①ウォームアップからはじめる
②短いクラブから順番に打ってゆく
③目標のない練習はしない
④コースを想定してショットを打ってみる
⑤スイングを直す前にアドレスを見直す

練習場のマットの上から打つ時の注意点

ダフっていないかどうかを下記の2つの方法でチェックする。

①ドスンという低い音ではなく、カツーンという高い音が◎
②本番よりも低い弾道で打つことを意識する

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