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ゴルフクラブの選び方

アイアンの4つの種類。それぞれの特徴・メリットについて

今回は、アイアンの種類とそれぞれの特徴・メリットについて解説してゆきます。

最初に要点だけお伝えしたいと思いますが、アイアンの種類は主に4つあります。

1)キャビティ
2)ポケットキャビティ
3)マッスルバック
4)中空

1)キャビティ

2)ポケットキャビティ

3)マッスルバック

4)中空

それぞれのタイプについて、どういった特徴やメリットがあるか?また、どの形がどんなゴルファーにおすすめか?ということについても、記事の中で詳しくご紹介してゆきます。

また、アイアンには製法やネックの形状によっても、いつくかのタイプがありますので、そういった違いやそれぞれのメリットについても記事の後半で簡単にご紹介したいと思います。

目次

アイアンの4つの種類

アイアンの種類ですが、冒頭でもご紹介した通り、主に4つの種類があります。

1)キャビティ
2)ポケットキャビティ
3)マッスルバック
4)中空

それぞれの特徴やメリットについて、見てゆきましょう。

1)キャビティ

キャビティアイアンはゴルフクラブメーカー、ピンの創始者であるカーステン・ソルハイムによって考案されたアイアンです。

キャビティタイプはミスに強く、また、ボールが上がりやすいのが特徴で、初心者から上級者まで、使いやすいアイアンです。

キャビティアイアンは、ヘッドの後ろが下の図のようにくり抜かれているのが最大の特徴ですが、こうすることによってヘッドを大型化することが可能になり、ミスにも強くなります。

また、このようにバックフェースをくり抜くことでヘッドを軽量化できるわけですが、その分の重量をソール部分に配置できるため、低重心化を図ることができ、ボールも上がりやすくなります。

スイートスポットは後ほどご紹介するマッスルバックタイプが50円硬貨ほどであるのに対して、キャビティタイプは500円硬貨と言われたりしますが、万人にとって打ちやすく、優しいアイアンになります。

少しまとめると、

メリット:

・ミスに強い
・ボールが上がりやすい

向いている人:

・初心者から上級者まで(万人向き)
・簡単で打ちやすいアイアンが欲しい人
・バランスのとれたアイアンが欲しい人

2)ポケットキャビティ

先ほどのキャビティタイプの中にはポケットキャビティと呼ばれるアイアンもあります。

ポケットキャビティは基本的にはキャビティと同じような作りなのですが、大きな違いはバックフェースの下の部分が下の図のようにポケットのような形をしている点です。

このように設計することで、重心がキャビティタイプよりも下がり、ボールがさらに上がりやすくなります。

メリット:

・ミスに強い
・ボールが上がりやすい※

※今回ご紹介する4種類のアイアンの中で最もボールが上がりやすい

向いている人:

・初心者~中級者
・簡単で打ちやすいアイアンが欲しい人
・とにかくボールが上がりやすいアイアンが欲しい人

キャビティとポケットキャビティで悩んだら?

・バランスのとれたアイアンが欲しい人にはキャビティがおすすめ
・ボールをとにかく楽に上げたい人はポケットキャビティがおすすめ

ポケットキャビティはとにかくボールが上がりやすいのが特徴ですが、その分、ヘッドの操作性はキャビティよりも落ちます。

ですので、ヘッドの操作性よりもボールの上がりやすさを求める人はポケットキャビティ、ミスに強くヘッドの操作性もある程度ある、バランスのとれたアイアンを求める人はキャビティがおすすめです。

3)マッスルバック

下の写真のように、1枚の板のような構造になっているアイアンです。

マッスルバックは、ヘッドも小ぶりでスイートスポットも小さいのですが、操作性が高いのが特徴で、上級者やプロに好まれるアイアンになります。

マッスルバックのメリットは操作性が良いこと、打感が良いこと、強い弾道のショットが打てることです。

キャビティタイプに比べると、ミスに弱く、使いこなすのが難しいのがデメリットですが、その分、マッスルバックはヘッドの操作性がよく、左右にショットを打ち分けたい人にはもってこいのアイアンになります。

マッスルバックアイアンについては、マッスルバックアイアンとは?メリットや打ち方のポイントについてにてより詳しくご紹介していますのでよかったらそちらもご覧ください。

メリット:

・操作性が高い
・打感がいい
・強い弾道のショットが打てる

向いている人:

・上級者
・ボールを左右に打ち分けたい人
・ヘッドに高い操作性を求める人
・打感を大切にしたい人

4)中空

中空アイアンは日本が誇るクラブメーカー、フォーティーンの創設者、竹林隆光氏によって1980年に考案されたアイアンになります。

「ヘッドの後方に適度なボリュームを持たせることでよりまっすぐに飛ぶアイアンを開発できないか」そう思ったことが開発のきっかけになったそうです。

中空アイアンのメリットは、ヘッド後方に厚みを持たせてあることで、ウッドのようにフェース上下のミスに強く、弾道や距離も一定になりやすいこと。

また、ボールが上がりやすいのも中空アイアンのメリットの1つになります。

下記は中空アイアンの断面になります。

アイアンの内部が空洞になっている。ボールの弾道は、マッスルバックよりも高く、キャビティよりも少し低めの強い弾道になる。

メリット:

・フェース上下のミスに強い
・キャビティよりも強い弾道が打てる
・マッスルバックよりもボールが上がりやすい

向いている人:

・中級~上級者
・ショットの弾道を安定させたい人
・ある程度ヘッドスピードがある人
・キャビティだとボールが上がりすぎる人

ヘッドの製造法の違い

さて、ここまでアイアンの4つの種類を見てきました。

アイアンにはまた、ヘッドの製法別に2つの種類があります。

1)鍛造(たんぞう)
2)鋳造(ちゅうぞう)

1)鍛造(たんぞう)

金属素材をハンマーなどで叩きながら、ヘッドの形を作ってゆく製法。

メリット:

・打感がいい、やわらかい
・購入後でもライ角を調節しやすい

向いている人:

・やわらかい打感を求める人
・ライ角を調整して使いたい人
・身長が平均よりも高い人、低い人※

※ライ角の調節が必要になるケースもあるため

2)鋳造(ちゅうぞう)

溶かした金属を型に流し込んで作る製法。

メリット:

・複雑な形のヘッドが作れる
・複数の素材を組み合わせることができる

※複雑な形のヘッドが作れる、複数の素材を組み合わせることで、よりやさしく、打ちやすいアイアンが作れるようになります

向いている人:

・やさしいクラブを求めている人
・操作性や打感よりも打ちやすさを求める人

鍛造と鋳造の違いについてはフォージドアイアンとは?鍛造と鋳造の違いは?にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

ネック形状の違い

ここまでヘッドの形状による違いや製造法による違いについて見てきました。

もう1つ、アイアンを選ぶ際に大事になってくるのがネックの形状になります。

アイアンのネックの形状ですが、主に2つの種類があります。

1)グースネック
2)ストレートネック

1)グースネック

グースネックは上の写真のように、シャフトに対してフェースが後ろに引っ込む形をしたネック形状のことを言います。

メリット:

・ボールのつかまりが良くなる
・スライスやシャンクが改善する

向いている人:

・つかまりがいいアイアンが欲しい人
・スライスを直したい人
・初心者の人もグースネックがおすすめです

2)ストレートネック

上の写真のようにフェース面がグースネックに比べて前に出ているのが特徴。

メリット:

・操作性がいい
・フェースの開閉がしやすい

向いている人:

・操作性の良さを求める人
・ボールを左右に打ち分けたい人

グースネックやストレートネックについては下記のような記事も書いています。

 * * *

さて、ここまでアイアンの種類についてご紹介してきました。

ここではご紹介しませんでしたが、アイアンを選ぶ際には

なども重要になってくることがあります。それらについては下記の記事にてご紹介していますので、よかったら参考になさってください。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。