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ショートゲーム編

距離のあるバンカーショット(ロングバンカーショット)の打ち方

距離のあるバンカーショットはゴルフの中でも難しいショットと言われています。
人によっては一番難しいと言います。

ただ、コツがわかってしまうと・・・それほど難しいショットとは思わないかも・・知れません。

確かに距離のあるバンカーショットをピンに寄せるのは難しいですが・・・グリーンに乗せることであれば・・・それほど難しいショットではないかも知れません。

距離のあるバンカーショット、例えば40ヤードなどはボールを直接打つか、普段と同じようにボールは直接打たないかで迷うところですが、僕は迷わず砂を打ちます。40ヤードの距離ではその方が楽だから・・です。

では普段のバンカーショットと同じように打つかというとそれは違います。

距離のあるバンカーショットの打ち方ですが、バンカーショットの打ち方と基本的には同じですが、下記の2点を変えます。

①サンドウェッジではなく、9番アイアンを使います
②体はオープンにしますが、オープンにする度合いを狭めます

・・・・まず、9番アイアンを使うことで必要な距離を出すことができます。クラブはピッチングウェッジ(PW)を使っても構いません。

また少し体をオープンにすることで9番アイアンに必要なバウンスをつくり、ヘッドが砂に潜りすぎるのを防ぎます

グリップはフェースを開いてから握ることがコツです。グリップを握ってからフェースを開くとスイング中にフェースが結局閉じてしまい、引っ掛けが出やすくなります。

それから体重移動ですが、体重移動はした方がこのように距離のあるバンカーショットの場合は良い結果になることも多いかと思います。

通常のバンカーショットでは体重移動をしない・・・という方で、ロングバンカーショットが苦手・・・という方は体重移動するということを試してみる価値はあるかも知れません。

宮里藍選手が30ヤードから40ヤードのバンカーショットを克服した方法

宮里藍選手は以前は30ヤードから40ヤードのバンカーショットを苦手としていたようです。

以前の宮里選手はバンカーショットでは腕が縮こまってしまっていたそうです。

ところが、あるトーナメントで当時の世界ナンバーワン女子ゴルファーだった、アニカ・ソレンスタムのバンカーの練習を見てあることに気づいたそうです。

アニカ・ソレンスタムは距離のあるバンカーショットではまるでフルショットのようにフォローでクラブを大きく振り上げていた。

それを見て宮里選手は「フルショットの形までいっていいんだ」と思ったそうです。

バンカーショットの場合はフォロースルーを躊躇する方が多いかも知れません。

ボールに直接当てないように(ホームランしないように)、またはダフリ過ぎてボールが出ない・・・なんてことにならないように、慎重になり過ぎて、結果的にダウンスイングでヘッドスピードが減速してしまったり・・。

でも、その打ち方だと距離のあるバンカーショットは打てません。

ですから、コツは思い切ってフルショットのようにフォロースルーをとることだと思います。ドスンと打ちこんで終わりではなくて、思い切って振り抜いてゆく。

イメージとしてはボールの下にある砂ごとグリーンまで飛ばす感じ。「砂を運ぶ」というようなイメージで打つのも1つの方法だと思います。

後はこのページの冒頭でもご紹介していますが、30ヤード、40ヤードの距離のあるバンカーショットの場合は、サンドウェッジではなくて、9番アイアン、もしくはピッチングウェッジを使うこと・・だと思います。

9番アイアンに持ち替えるだけで飛距離が出ますから、距離のあるバンカーショットが苦手という方は是非試してみてください。

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