利き目を使ったパター上達法とは?
利き目を使ったパター上達法・・・というタイトルで今回は書かせていただきたいと思います。
パターの上達に必要なもの・・と考えると、グリップやアドレス、アライメント(方向性)、そしてストロークやフェースコントロール、フィーリングなど様々な要素が浮かんできます。
パターが上手な人はよく「ラインが見えた」と言うことがあります。このラインを見るセンスというのは誰でもその度合は違っても持っているものだと思います。
しかし、目先のテクニックばかりに気をとられているうちに、何故かラインが見えなくなってしまうこともあったりします・・。
利き目を使ったパター上達法とは
アニカ・ソレンスタムのコーチも務めたスウェーデン出身のピア・ニールソンという方がいます。1999年、レッスン・オブ・ザ・イヤーも受賞しているレッスンプロです。
その彼女がすすめるのが利き目を使ったパターの打ち方です。
その方法について少しご紹介させていただきたいと思います。
まず、自分の利き目がどちらの目なのかを判断します。
そのために、どちらかの手の親指と人差し指を使って丸を作ります。
次に親指と人差し指で作った丸を通して、何かを見ます。(時計やコップ、何でも構いませんが丸の中に納まるものを見てください)
次に左目を閉じてください。親指と人差し指で作った丸の中の物(時計など)はまだ丸の中にありますか・・?
もし丸の中にあれば、利き目は右目ということになります。
もし丸の中になければ、利き目は左目です。
これを利用してパットのラインを見るには利き目の真下にボールが来るようにしてアドレスをとります。構えたら、利き目の下にボールを持ってきて真下に落としてください。
(利き目を使った打ち方では)そのボールが落ちた地点が自分にとってのボールの位置・・・になります。
ピア・ニールソンは利き目の真下にボールを持ってくることで、ラインがはっきりと見える、又はラインにボールを打ち出すのがより簡単になるのだと言います。
実は、パッティングと目の関係について指摘しているのは彼女だけではありません。
タイガー・ウッズもパットの際の目のラインについて自身の著書の中で指摘しています。
ちなみに、タイガーは両目のラインがパットのラインと平行になることが重要だと語っています。
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