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飛距離アップ編

キャリー375ヤード、ドラコンチャンピオンの飛ばす方法とは?

ドラコンのRE/MAX世界大会で複数回に渡って優勝した選手にジェイミー・サドロウスキーという選手がいます。

彼はドラコンの世界ではそれほど体が大きくありません。

身長は180センチ、体重は75キロ程度・・・ドラコンの世界大会では小さい方です。

彼の最大飛距離は445ヤード。パー4のホールをティーからグリーンまで軽くキャリーで超えてゆきそうですね・・。(笑)

そんな彼がどのようにしてスイングしているのか?またどのような違いがあって、そこまで飛ぶのか?という実験が行われたことがあります。

そのデータなどを今回はご紹介したいと思います。

スイングのデータ

彼とそれからツアープロ(PGAツアー)の平均的な数値、ハンディキャップ15のアマチュアの平均的な数値を比較したデータがありますので、まずそちらを見てみたいと思います。

 

ジェイミー・
サドロウスキー

ツアープロの平均 ハンデ15の平均
肩の回転の深さ 166度 123度 94度
腰の回転 49度 49度 56度
ヘッドスピード 65m/s 50m/s 40m/s
飛距離(キャリー) 375ヤード 270ヤード 200ヤード

reference: Motion golf Golfdiget Apr.10

ちなみにこれは欧米の場合で、日本人のヘッドスピードに関しては、ドライバーの平均飛距離とヘッドスピードの平均値でダンロップさんが発表されたデータを掲載しておりますので、そちらも参考になさってください。

このデータはモーションゴルフという3Dのイメージを作る会社が出したデータです。

その会社が出したジェイミー・サドロウスキーの飛ばしの方法、秘訣は、肩の回転の深さと腰の回転との差・・・ということでした。

「体が軟らかいことで、他のドラコン選手ができないような深い位置までバックスイングすることができるのが僕の強み」・・・ジェイミー・サドロウスキー自身もそう語っていたことがあります。

彼の肩と腰の回転の差は117度。驚くべき数値です。タイガー・ウッズでさえ85度程度・・・と言われていますので、この数値がどれほどのものかお分かりいただけると思います。

1つ注意していただきたいのが、この肩の腰の回転差というのは自然にできるもので、意識して腰の動きを止めようとすると飛距離は落ちます。

さて、彼も何もせずにこれだけの体の柔らかさを手に入れたわけではないのです。

彼はトレーニングをする前と後に必ず20分間のストレッチをします。

また、彼のトレーニング方法ですが、ウエイトトレーニングよりも有酸素運動の方を多くすると語っていたことがあります。

それでもベンチプレスは100キロ以上はあげるのだとか。

彼は飛ばしのアドバイスを求められて、「強く振ろうとするのではなくて、速く振ろうとすることだ」と答えています。

・・・あまり参考になるデータだったかはわかりません。

ただ、柔軟性というのはとても参考になると思います。

僕も寝る前には必ずストレッチをします。ほんのちょっとの時間でもそれが習慣になると大きな差となるように思います。

柔軟性やストレッチなどについてはゴルフに必要な筋肉の柔軟性とはやページ下部の関連ページでもご紹介しておりますので、よかったら参考になさってください。

また、ドライバーの打ち方に関してはドライバーの打ち方を参照していただければ幸いです。

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