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トラブル解決編

図解!ドライバーのティーアップの高さとその基準。高い・低いティーアップについても

ドライバーのティーアップの高さについては、ドライバーの構え方のまとめでもその基準についてご紹介しいました。

また、以前、ドライバーのティーアップの高さと4つの構え方ドライバーのティーアップの高さと飛距離の関係とはなどでもティーアップについて触れてきましたが、今回はそんなことも含めて、ドライバーのティーアップの高さについて少しまとめてみたいと思います。

また、高めのティーアップ、低めのティーアップの利点についてや、それぞれどんな人に向いているのか?ということについてもご紹介してゆきたいと思います。

基準となるティーアップの高さ

さて、ドライバーのティーアップの高さですが、色々な考え方があり、レッスンプロや(ツアー)プロによっても、その考え方が少しづつ違っていて、1つの正解のようなものが実はありません。

ですが、色々な考え方をまとめてゆくと、ボールの1/2がヘッドから出る高さを基準として考えることが多いです。

当サイトでも、その高さ、ボールの1/2がヘッドから出る高さを1つの基準としています。

それよりも高いティーアップ、例えば、ボールの3/4が出るような高さの場合は高めのティーアップになります。

それよりも低いティーアップ、例えば、ボールの1/4がヘッドから出ているような高さの場合は低めのティーアップになります。

少し簡単にまとめると、こんな形です。

ボールの1/2が出ている=標準的な高さ
ボールの3/4以上が出ている=高めのティーアップ
ボールの1/4未満が出ている=低めのティーアップ

次に、それぞれの利点についてや、その高さが向いているケースについて見てゆきたいと思います。

#1 標準的なティーアップの高さとその利点

ボールの1/2が出ている標準的な高さのティーアップの利点ですが、ボールをややアッパーブローで打ちやすくなるという点が考えられます。

また、ボールの1/2がヘッドが出ているということは、フェースの真ん中よりもボールが上に来る形で構えるということになりますが、インパクトでもフェースの真ん中よりも若干上に当たりやすくなります。

フェースの真ん中よりも若干上に当てることで、打ち出し角が高くなる効果やバックスピン量が減るという効果が期待できます。(どちらも飛距離を伸ばすためには重要な要素になります)

向いている人は?

基本的には、初心者の方から上級者の方までおすすめできるティーアップの高さではないかなと思います。

#2 高めのティーアップとその利点

ボールの3/4以上が出ている高めのティーアップの利点ですが、以前、ある実験が行われています。

この実験では、ハンディキャップ別にドライバーの高さを、低め、標準的な高さ、高め・・と変えた場合にどの程度飛距離に差が出てくるか・・ということを調査したのですが、

※この実験における「低め、標準的、高め」の定義

低め=ボールの上部がドライバーの上部と同じ高さ
標準的=ボールの1/2がヘッドから出ている高さ
高め=ボール全体がドライバーヘッドから出ている

その結果はこんな感じになりました。

ハンディキャップ 低め 標準的 高め
0-9 211.64 Yard 219.62 Yard 222.92 Yard
10-19 171.46 Yard 177.84 Yard 179.84 Yard
20以上 160.85 Yard 174.15 Yard 178.24 Yard

(Reference: golf magazine 6.06 Alan Bastable)

上記の結果を見ていただいてもわかりますが、どのハンディキャップのグループでも、ティーアップを高くした方が飛距離が出るという結果になっています。

ドライバーのティーアップの高さと飛距離の関係とは

高いティーアップの利点は、この結果からもわかりますが、飛距離が伸びる・・・という点になります。

ただし、この実験のようにボール全体がヘッドから出るような高さで構える場合、もしくは先ほどご紹介したボールの3/4以上がヘッドが出る高さにする場合は、ヘッドを地面から浮かせて、ボールの後ろに来るようにして構える必要があると思います。

もし、このような高さにティーアップして、尚且つ、ヘッドをソールして(地面に置いて)構えると、フェースのヒール側に当たりやすく、また、プッシュアウトやプッシュアウト・スライス、またはテンプラが出やすくなります。

ドライバーのヘッドを浮かせて構える方法についてはドライバーのヘッドを浮かせて構える(ソールしない)方法にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

向いている人

高いティーアップが向いている人ですが、

①飛距離を出したい
②ドローボールを打ちたい
③アッパーブローで打ちたい
④ヘッドが上から入る癖を直したい

という人には向いていると思います。

ティーアップを高くすると、飛距離は出ても方向性が安定しないのではと思われる方もいらっしゃるかも知れません。

ただ、高めにティーアップして打つことで飛距離が出て、その結果、スイングスピード、またはスイングそのものをコントロールできる余裕が生まれる場合もあります。

そのため、高くティーアップした方が飛んで曲がらないと感じる人も多いです。

そういうこともあって、この高めのティーアップも初心者の人から上級者の人まで、一度は試してみる価値があるのかなと、思います。

ただ、繰り返すようですが、ボールの1/2以上がヘッドから出るような高さにする場合は、ヘッドを地面から浮かせて(ソールしないで)構えるようにしてください。

その方が芯で打てる確率が高くなると思いますので。

#3 低めのティーアップとその利点

ボールの1/2未満(1/4など)がヘッドから出ている低めのティーアップの利点ですが、

①芯に当たりやすいと感じる人もいる
②フェードボールが打ちやすい
③ボールを横から払い打つには適していることも
④ボールをコントロールしやすい

といった点になります。

①芯に当たりやすいと感じる人もいる

ボールの1/2がヘッドから出るような高さにするよりも、もう少し低め、ボールの1/4程度がヘッドから出るようにした方が芯で打てると感じる人も案外多いです。

というのも、これはお使いのドライバーにもよりますし、ディープフェースかシャローフェースかにもよりますが、ボールの1/4程度がヘッドから出る高さであれば、その構えた位置にヘッドを戻すだけで芯に当たるということも多いと思います。


これは勿論、ドライバーにもよるのですが、1/4程度、またはそれよりも若干高くてもいいかも知れませんが、その程度だと、ボールがドライバーの真ん中に来る形で構えられる・・・ということもあります。

ボールの1/2が出る高さだと、多くの場合、フェースの真ん中よりも少し上にボールが来る形になるかと思います。

もっとも、そのように構えて、ややアッパーブローで打ってフェースの真ん中に当てたり、もしくは、先ほども書かせていただいたようにフェースの真ん中よりも若干上で打つことで、打ち出し角を高くしたり、バックスピンを抑える効果があるわけですが・・

ただ、もっとシンプルに考えて、フェースの真ん中にボールが来るようにティーアップして打つというのも、一つの考え方かも知れません。

いずれにしても、この高さの方が芯で打てると感じる人もいます。

②フェードボールが打ちやすい

ティーアップを高くするとドローボールが打ちやすくなりますが、フェードボールの場合は、低めのティーアップの方が打ちやすくなることも多いです。

③ボールを横から払い打つのには適していることも

アッパーブローに打つには適していないかも知れませんが、ボールを横から払い打つタイプの人にはむしろ低めのティーアップの方が合っていると感じる人もいるかも知れません。

ただ、ボールを横から払い打つ場合は、先ほどご紹介したようにティーアップを高くして、ヘッドを浮かせて構える方法もあります。(その方が横から払い打ちやすいと感じる人もいます)

④ボールをコントロールしやすい

一般的には、低くティーアップした方がボールをコントロールしやすい・・と言われています。

ただ、これは人によっても多少変わってきて、先ほどもご紹介しましたが、高めにティーアップしてヘッドを浮かせて構えた方が、飛んで曲がらないと感じる人も多いです。

ただ、どちらかというと、上級者の方などは、ショットをコントロールしたい時には、低めのティーアップで打つという人が多いかも知れません。

向いている人

低めのティーアップが向いている人ですが、

①ボールが1/2出る高さだと芯に当たらないと感じている方
②フェードボールが持ち球の方
③中級者、上級者の方
④コントロールショットを打ちたい人

などは、低めのティーアップを試してみてもいいかも知れません。

どの高さがおすすめか?

さて、ドライバーのティーアップについてここまで見てきました。

1) ボールの1/2が出ている=標準的な高さ
2)ボールの3/4以上が出ている=高めのティーアップ
3)ボールの1/4未満が出ている=低めのティーアップ

ということでしたが、どの高さがおすすめか・・・と言われたら、まずは、ボールの1/2がヘッドから出る高さを試してみてもいいかと思います。

その場合は、ドライバーを地面に置いて(ソールして)構える方法とヘッドを浮かせて構える方法のどちらも試してみてもいいかも知れません。

また、僕(筆者)としては、それよりも高めのティーアップにして、ヘッドを浮かせて構える方法もおすすめです。ここまでもご紹介してきましたが、その方が飛んで曲がらないと感じる人もいます。

また、プッシュアウトやプッシュアウト・スライスが出るという方、フェースのヒール側に当たるという方の場合も、この2つ、標準的なティーアップの高さか高めのティーアップにして、ヘッドを浮かせて構える方法を試してみる価値はあるかも知れません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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