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トラブル解決編

フェアウェイウッドのボールの位置とその基準。2つの考え方がある

フェアウェイウッドについてはこれまで、フェアウェイウッドの構え方と打ち方ダフリの原因トップの原因ボールが上がらない原因などの記事をご紹介してきました。

※このページ内でご紹介する記事へのリンクはこのページ下部の関連ページの覧にまとめておきます。

その中でも少しご紹介してきましたが、今回はフェアウェイウッドのボールの位置についてより詳しくご紹介したいと思います。

では早速見てゆきましょう!

2つの考え方がある

これは、ドライバーのボールの位置は左足かかと線上がいい?プロはどこに置いている?でもご紹介しましたが、フェアウェイウッドのボールの位置についても、万国共通の基準のようなものが実はありません。

プロやレッスンプロ、または専門家によっても、フェアウェイウッドのボールの位置の基準が少しづつ違っていて、1つの正解のようなものはありません。

ただ、そういった考え方を大きくわけると、これはフェアウェイウッドだけに限りませんが、ボールの位置には2つの考え方があります。

それらは、


1)ボールの位置をクラブによって変える
2)ボールの位置を一定にする(スタンス幅が変わるだけ)

という2つの考え方です。

ボールの位置:ドライバーからサンドウェッジまででもご紹介した通り、当サイトでは、1)ボールの位置をクラブによって変える方法を1つの基準としておすすめしています。

ただ、これは前回も書かせていただきましたが、ボールの位置を一定にするという考え方もあり、また、そのやり方の方が合っているという人もいます。

ですので、大切なのは、自分に合ったやり方を見つけるということなのかなと思います。

さて、この2つの考え方で見たフェアウェイウッドのボールの位置とその基準について次にご紹介したいと思います。

1)ボールの位置をクラブによって変える

まず、ボールの位置をクラブによって変える方法ですが、これは例えば、3番ウッドと5番ウッドでボールの位置を変える・・・という方法になります。

このやり方でも、実は色々な考え方があり、1つの答えのようなものはないのですが、色々な考え方をまとめてゆくと、下記のような位置を基準とするやり方が多く、当サイトでもその位置を基準としています。

フェアウェイウッドのボールの位置

下記の2つの中間に置く。

①左足かかと線上よりも右。
②ミドルアイアンのボールの位置(スタンス中央からボール1個程度左)よりも左。

ティーアップする場合

上記の位置は、地面からフェアウェイウッドを打つ場合の位置になります。

ティーアップする場合は、その位置でもいいですし、それよりも若干左にボールを置いてもいいかも知れません。

多くのトッププロを育てたハーヴィー・ペニック(1904-1995)はドライバーとティーアップした3番ウッドは左足かかと線上に置いて、そこから、番手を落とすごとにボールを少しづつ右に移動させ、9番アイアンでスタンスの中央に来るようにすると語っています。

3番ウッドをティーアップして打つという場合は、先ほどの基準の範囲か、または、ペニック氏が指摘されていたように、左足かかと線上でもいいかと思います。

クラブを変える場合ですが、先ほどの基準の範囲内で、3番ウッドは一番左、5番ウッドはそれよりも右、7番ウッドはさらにそれよりも若干右・・・という風に番手を落とすごとにボールを右へと移動させてゆきます。

持ち球によって変えてもいい

先ほどは、フェアウェイウッドのボールの位置は、「左足かかと線上よりも右」で「ミドルアイアンのボールの位置(スタンス中央からボール1個程度左)よりも左」と書かせていただきました。

かなり幅があるわけですが、この幅の中で、持ち球によってはボールを左寄りにしてもいいですし、右寄りにしてもいいかと思います。

ドローボールが持ち球

ドローボールが持ち球の場合は先ほどの範囲内で、ボールを右寄りに置いてみてもいいかと思います。

また、ドローボールといっても打ち方がいくつかあるわけですが、ボールとターゲットを結んだ飛球線に対して、スクエアに立って、ボールを右に打ち出して左に曲げるという打ち方の場合は、ボールはさらに右に置いてもいいかも知れません。

ただし、フックボールを直したいと思っている方の場合、ボールを右に置くと、ボールを右に打ち出しやすくフックボールを予防することはできても、結果的には、フックボールが出やすいスイング軌道(インサイド・アウトのスイング軌道)を助長してしまうことにもなります。

ですので、その場合はフックボールが出ても、ボールは右に置きすぎないようにして、スイングの軌道がインサイド・アウトになり過ぎないようにするといいかと思います。

ただ、その際は同時にグリップを変えるなど、スイング中のフェースの向きを修正してゆく必要があるかも知れません。

フェードボールが持ち球

フェードボールが持ち球の場合は、先ほどの基準の範囲内で、左寄りにボールを置いてみてもいいかと思います。

フェードボールを持ち球にしている方の中でも、より確実にボールを曲げてゆくというか、曲がり幅の大きいフェードボールを持ち球にしている方は特に、ボールの位置は左寄りに置いた方が打ちやすいということもあるかも知れません。

ただし、これは先ほどとは逆になりますが、スライスを直したいと思っている方の場合は、ボールを左に置きすぎると、アウトサイド・インのスイングを助長するような形になります。

ですので、その場合は、ボールを左に置きすぎないようにすることが大切になってきますし、それと同時にグリップを見直す(フックグリップにする)などして、スイング中のフェースの向きを修正してゆく必要があると思います。

2)ボールの位置を一定にする(スタンス幅が変わるだけ)

ここからはボールの位置を一定にするという方法について見てゆきたいと思います。

ボールの位置を一定にするとは、例えば、3番ウッドであっても、5番ウッドであっても、または、ドライバーやアイアンであっても、ボールの位置を変えない・・・という方法になります。

このやり方も(先ほどのやり方もそうですが)クラブによってスタンスの幅が変わります。

3番ウッドの方が7番ウッドを打つ時よりもスタンス幅は広めになるわけですが、ただ、ボールの位置は一定になります。

その際のやり方もいくつかあって、当サイトでは下記のようなやり方をご紹介しています。

①左足かかと(またはその内側)の線上
②左胸または左頬の線上

①左足かかと(またはその内側)の線上

メジャー18勝という輝かしい記録を残したゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスは全てのクラブで、ボールは左足かかとに合わせると語っています。

つまり、フェアウェイウッドであってもアイアンであっても左足かかと線上に合わせて、ボールを置きます。

②左胸または左頬の線上

プロの中でも、左頬の線上にボールを置く人もいます。

左の頬の線上か、または、左胸の線上と考えてみてもいいかも知れませんが、その線上にボールを置きます。(フェアウェイウッドを含めたすべてのクラブで)

 

このようにボールの位置を一定にする方法の場合も、ボールの位置は左足かかと線上で常に一定ではあっても、例えば、3番ウッドは7番ウッドよりも広めのスタンスになりますので、その分、ボールは左に置いてあるような感覚になると思います。

反対に7番ウッドは3番ウッドよりもスタンス幅が狭くなるので、その分、ボールは右にあるような感覚になるかと思います。

どちらがおすすめか?

さて、ここまで2つの方法

1)ボールの位置をクラブによって変える
2)ボールの位置を一定にする

について見てきました。

アイアンの場合は、この2つのやり方だと、ボールを置く位置がかなり変わってくることもあるのですが、フェアウェイウッドの場合は、それほど・・大きな差にはならないかも知れません。

ボールの位置は冒頭でも書かせていただきましたが、これが正解というものがなく、どちらがベストとは言い切れないかも知れません。

どちらでもご自分に合うやり方で・・ということが大切になってくると思います。

ただ、これからゴルフを始めるという初心者の方におすすめするとすると、1)ボールの位置をクラブによって変えるという方法がいいのかなと思います。

フェアウェイウッドだけを見れば、どちらを先に試していただいてもいいのですが、ドライバーからアイアンまでを考えた場合、ボールの位置をクラブによって変えた方が良いのではないかなと、思います。

ただ、これもあくまでも当サイトの考え方ですので、やはり一番いいのは、ご自分がこれだと思えるやり方を見つけるということかなと思います。

そのために今回ご紹介した位置や方法などを参考にしていただければ幸いです。

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