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トラブル解決編

ショートウッド(7、9番ウッド)の打ち方。うまく打てない時は?

ショートウッド(7番ウッドや9番ウッドなど)についてはショートウッドとユーティリティのどっちを選ぶ?でもご紹介してきましたが、今回は打ち方について少し書かせていただきたいと思います。

尚、基本的な打ち方についてはフェアウェイウッドの構え方と打ち方のまとめでご紹介しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。

まずはティーアップして打ってみる

ショートウッドがうまく打てない・・・という時は、マットや芝の上から打つよりも、まずはティーアップして打ってみるといいかも知れません。

ティーアップはアイアンよりも若干高め、最初は地面から数センチ程度浮かせてもいいかも知れません。

それ以上ティーアップを高くして打つのもよい練習かと思いますが、その場合はアドレスでヘッドを浮かせて(ボールの後ろにヘッドが来るようにして)構えます。

それでそこそこ打てるようになってきたら、少しづつティーアップの高さを低くしてみます。

これでそれなりに打てるようになったら、次のステップに進みます。

次は、ティーアップしたボールを3球打ったら、次にマットの上にボールを置いて、全く同じイメージで1球打ってみます。この練習を繰り返します。

6割程度のスイングスピードで打ってみます。

飛ばすよりも、ボールをクラブの芯でとらえることの方に意識を向けます。

低いショットを打つような意識で

マットにボールを置いて打つ時のポイントですが、ボールを上げようとするとミスにつながりますので・・・低いショットを打つような意識でいいかと思います。

ボールはロフトが上げてくれると信じて、ボールを真横から払い打つような意識で、インパクトの後もヘッドを低く出してゆきます。

ティーアップしたボールに比べてショットは高くは上がらないかも知れませんが、それで構いません。ティーアップしたボールの方が高く上がるものですので。

最初はスイングスピードを落として、ボールをしっかりととらえることに意識を向けます。

慣れてきて、ボールに当たってくるようになってから、ヘッドスピードを上げてゆくことで、ボールもその分高く上がるようになります。

ただ、その場合もあくまでも低いショットを打つような意識で打つことがポイントで、その方が結果的にはよいショット、高さのあるショットにつながると思います。

目線を低く

ショートウッド、又は3番ウッドなどのフェアウェイウッドを打つ際もそうだと思いますが、やはりボールを(高く)上げたいという気持ちがあるとどうしてもミスにつながってしまいやすくなります。

そのため、上記でもご紹介しましたが、フェアウェイウッドでトップやダフリが出てしまうような場合は、ボールを低く打つような意識でもいいかも知れません。

また、ボールを低く打つ意識でいても、実際に打とうとするとなかなかうまく打てない・・・というケースもあるかも知れません。

この場合、アドレスでの目線を低く保とうとすると・・・うまく打てることがあります。

頭では低く打とうと考えていても、無意識の間に目線を高くしてしまっていることもあります。

すると、すくい打ちになりやすい・・ですので、その場合は目線を低く・・・と意識してみてもいいかも知れません。

距離を出したいと思った時ほど、体のターンを意識する

フェアウェイウッドを持つとどうしても飛ばしたい・・・とか、距離を出さないと・・・と考えてミスしてしまう・・・そんなこともあるかも知れません。

そんな時は6割程度の力を意識してスイングすることで、かえって飛距離が出ることもあるかも知れません。

ただ、フルスイングして飛ばすのもゴルフの醍醐味かと思いますので・・・その場合は(距離を出したい時は)、体のターン(回転)を意識してみるのも一つの方法だと思います。

飛ばそうと思うと、どうしても体に力が入ります。

すると体のターンが疎かになって手や腕に頼ったスイングになりがちで・・

そのスイングではむしろ飛距離が落ちるので・・・飛距離を出したい時は、バックスイングで胸を右に回転させるようにしてみるのも一つの方法です。

飛ばそうと思って体に力が入ってしまった時は、胸を右に・・・と思ってバックスイングすると、スムーズに体を回転させることができるかと思います。

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