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トラブル解決編

フックボールを直すために大きなスライスを打ってみる

スライスを直すために大きなフックを打ってみるを以前に紹介しました。

今回はその逆、フックボールを直す方法について・・です。

フックボールで悩んでいる方の場合は大きく曲がるスライスボールを練習の中で打ってゆくことで、それがフックボールを克服するきっかけにもなることもあると思います。

では早速大きく曲がるスライスボールを打つための方法について見てゆきたいと思います。

クラブは、7番アイアンを持ちます。

1.まず120ヤード程度先にターゲットを2つ決めます。(自分のいつもの7番アイアンの飛距離から10~20ヤード程度引いてください)

ターゲットは左に1つ。右に1つ。その間隔を50ヤードほどあけて下さい。

2.次に左のターゲットを狙うと想定して構えます。

体のラインは左のターゲットとボールとを結ぶラインと平行にすることが大切です。ボールの位置はスタンスの真ん中からボール1個か2個程度左足寄りにします。

3.今度はフェースを右のターゲットに向けて開きます。

開いた後にグリップし直して下さい。握ったままフェースを開く・・・のではなくて、開いてから、握り直す形です。

4.ショットを打ちます。

フェースは右のターゲットを向いていますが、左のターゲットに向かってボールを打ち出してゆく感覚でショットを打ってみます。

6割程度の力で打ってください。

ここまでフェースを開いてグリップを握ると、極端なウィークグリップと同じような効果がありますので、打ったボールはスライスになると思います。

これでもフックが出てしまう・・・という人はグリップの握り方に問題があるのかも・・知れません。その場合は、ゴルフ基礎編をご覧いただければ幸いです。

このショットが毎回打てるようになってきたら、今度はクラブを変え曲げ幅を変えたりしながらスライスボールを打ってみるのもよい練習になると思います。

アイアンでフックボールが出る時は?

フックボールを直す時に重要なのはやはりグリップを見直す・・・ということだと思います。

クラブを握って、構えて、左手を見た時に左手のこぶしの山が3つ以上見えている場合は、それを2個半見えるように左手を左に回転させてから握り直してみてもいいのかも知れませんし、2個見えるようにしてみてもいいかも知れません。

右手も同じように左手と平行になるようにして握ります。

右手だけ、ものすごくストロングに握っていらっしゃる方もいますので、その点も注意されてみるといいのかも知れません。

左手のこぶしの山が2個から2個半見えるグリップの方に限って・・・ですが、ちょっとしたフックボールを直すためのコツがあります。

これはタイガー・ウッズも練習していたことがありましたが、7番アイアンなどを使います。

上記のグリップで握ったら、インパクトで右手の平がターゲットを向くように意識してショットを打ってみます。

インパクトで右手の平がターゲットを向くように意識します、その時、シャフトがターゲット方向に傾いていることも意識してみます。

両手のグリップの位置はインパクトでおおよそ左足太ももの内側の前・・・になります。

この位置でインパクトをむかえると、シャフトはターゲット方向に傾くと思います。

この時に右手の平がターゲットを向いているようにしてみます。

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